『コーリャ・愛のプラハ』

【監督】 ヤン・スヴェラーク
【出演】 ズディニェク・スヴェラーク
【公開】 1996年 チェコ 105分
【受賞】 1996年アカデミー賞 外国語映画賞
【ジャンル】 人間ドラマ

予告編

あらすじ

1988年のプラハ。中年チェリストのロウカは独身で女ったらし。かつてはチェコ・フィルの首席奏者まで務めたが、今では葬式で演奏する程度で、日暮らし生活をしていた。そんなある日、悪友からロシア人女性との偽装結婚をする話をもちかけられる。礼金にも目がくらみ、承諾したロウカだったが、そのロシア人女性は結婚式の直後に、5歳の連れ子コーリャを置いて逃走してしまう。とんだ迷惑をこうむったロウカであったが、はじめこそ煩わしいと思ったコーリャの事も、やがて父親意識が芽生えていった。

彼はコーリャを育てるため奔走し、ロシア嫌いの母から嫌われ、秘密警察からは呼び出されと苦労続きだったが、彼は初めて味わう感覚に浸っていた。

そんなある日突然、ベルリンの壁が崩壊する。

レビュー

人は何歳になんっても変わることができる。それは環境の変化だったり、意識の問題だったりの変化で変わることができる、って事を教えてくれている作品だ。僕の周りでは定年退職後に新しい事に取り組んでいる親族が多くいる。一人は木像作りを始め、一人は英会話を始めた。60歳を過ぎてからの習い事って本当に大変だと思うけど、みな楽しんでいるし、みごとに習得している人や、素晴らしい作品をつくってたりする。
この作品のように、おじいちゃんの年齢になって初めて子供を持つ事だってある。そうやって何かしらに刺激を受けながら、常に新しい自分を発見したり、挑戦したりするのって、何歳になっても必要だと思う。よく何歳になっても勉強っていうけど、その通りだと思う。日々勉強だ。

 

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