『ジョーズ』

【監督】 スティーブン・スピルバーグ
【出演】 ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス
【公開】 1975年 米 124分
【受賞】 第48回アカデミー賞で作曲賞、音響賞、編集賞
【ジャンル】 アクション
予告編

あらすじ

アメリカ東海岸に位置する海辺の田舎町の浜辺に、女性の遺体が打ち上げられる。町の警察署長ブロディは死因を「サメによる襲撃」と断定。ビーチを遊泳禁止にしようとするが、夏の観光シーズンであり、町の有力者はこれを拒否。これにより少年が第2の犠牲者となる。少年の両親がサメに賞金をかけたことで事態はおおやけになり、アメリカ中から賞金目当ての人々が押し寄せ大騒動となる。その対応に追われる一方で、ブロディはサメの専門家である海洋学者フーパーを呼び協力を求める。フーパーは最初の遺体を検視し、非常に大型のサメによる仕業だと見抜く。

その頃、イタチザメが捕らえられ、事件は解決したかに思われた。しかしフーパーはイタチザメの口のサイズが、遺体に残る噛み跡より小さい事から、別のサメである可能性があると指摘。フーパーの調査船でサメの探索に出た2人は、漁師の船が漂流しているのを見つけ、調査のため海に潜ったフーパーは、船底に刺さっていた大きなホオジロザメの歯を見つける。

翌朝、2人は市長に「犯人は巨大なホオジロザメであり、すぐに海を閉鎖する必要がある」と申し出るが、利益を優先したい市長は、海開きを実施。その結果、観光客をサメが襲うという最悪の事態が発生する。そこでブロディは地元の漁師クイントを加えて、サメ退治を提案。ブロディ、フーパー、クイントの3人は、サメ退治のため大海原へ乗り出す。しかし、現れたホオジロザメのサイズは、彼らの予想をはるかに上回るものであった。ブロディ達と巨大ザメとの激闘が始まる。

感想・見所

「激突」に並ぶパニックムービーの傑作。とにかくサメの大きさと獰猛さが、半端なく怖い。僕が水への恐怖を植えつけられたのはこの映画のせいだと思う。映画音楽の大巨匠ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲が有名で、恐怖心を煽っている。

ちなみにこの「ジョーズ」の元になったのは実話で、実際アメリカでは20世紀前半に、多くの人がサメによる被害を受けている。ダイナマイトを使用してサメを退治しようとした者が実際にいたそうだ。

 

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