『ブレイブハート』

【監督】 メル・ギブソン
【出演】 メル・ギブソン,ソフィー・マルソー,パトリック・マクグーハン
【公開】 1995年 米 177分
【受賞】 アカデミー賞 作品賞・監督賞・撮影賞・音響効果賞・メイクアップ賞
【ジャンル】 アクション

予告編

あらすじ

13世紀末のスコットランド。残酷で冷酷なイングランドの王、エドワード1世の侵略によって家族を皆殺しにされたウィリアム・ウォレスは、彼だけが生き残り難を逃れていた。
それからは、故郷から遠く離れた地で育ち、成長した彼は懐かしい故郷に戻ってくる。幼なじみのミューロンは美しく成長し、再会した2人は恋に落ち、やがて結婚した。

しかしイングランドはスコットラドの貴族を支配するため、領地内で結婚の決まった花嫁を略奪し、初夜の権利をイングランド貴族に与えるという非人間的な法を定めた。ウォレスは2人きりでひっそりと結婚式を挙げるのだが、そのせいで彼の目の前で妻はイングランド兵に殺されてしまう。怒り狂ったウィリアムはその場でイングランド兵を皆殺しにし、悪政に苦しむ人々と共に自由と解放を目指し抵抗軍を組織し、復讐に燃えるのだった。

彼のカリスマ性は人々を魅了し続々と兵士が集まってきた。エドワード1世は抵抗軍を封じ込めるため、数千の大軍を送るが、抵抗軍の巧みな戦略の前にことごとく破れる。ウォレスはスコットランドの貴族からサーの称号を与えられ、国民的なヒーローになっていく。

しかしその後の戦いに大敗したウィリアムは、それでもゲリラ戦をしかけ、イングランドに抵抗を見せたが、ついに捕らえられ、反逆児として極刑に処された。

しかし10年後の1314年、ウィリアムの遺志を継いだロバートによって、イングランド軍をことごとく破り、ついにスコットランドに独立をもたらしたのだった。

レビュー

こうした一人の人生を描いたものや、歴史大作を目にすると、日本の過去へと思いが巡る。きっと多くの犠牲の上に自分が生かされているのだろうと。戦争や貧しい生活の中でも、受け継がれてきた日本人としての血が、ちゃんと自分に宿っている事に、感謝せずにはいられない。両親にさえ、きっと僕の知らないドラマが、その人生にはあったことだろう。すべてを知ることはもちろん本人でないので出来ないけど、そうした事を考えると自分の存在を大切にしたいなと思う。

昔、ばあちゃんが言っていた言葉がある。僕の祖母の家は自営業を営んでいた。そのせいか、幾分かお金持ちだった。その事を尋ねてみた事がある、なぜお金持ちなの?と。すると祖母は「簡単な話だよ、人の二倍働いてるんだから」と言った。衝撃的な答えだった。

 

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