『ザ・メキシカン』

【監督】 ゴア・ヴァービンスキー
【出演】 ブラッド・ピット,ジュリア・ロバーツ
【公開】 2001年 米 123分
【ジャンル】 恋愛

予告編

あらすじ

ジェリーは、ある日マリファナを積んだ組織のボスの車に追突してしまう。それがもとで、犯罪組織の元でチンピラとして危険な仕事をしていた。ドジばかりのジェリーは、今度の仕事を最後にしようと決意する。最後の仕事は、組織のボスであるマルゴリースが欲している伝説の拳銃「メキシカン」をメキシコで手に入れるというものだった。

うだつのあがらないジェリーと恋人のサマンサはお互い頑固な性格で、サマンサは今の生活から抜け出してラスベガスで生活したいという夢を持っており、二人はついに喧嘩別れをしてしまう。

メキシコに向かったジェリーは、現地のチンピラであるベックからあっさりと「メキシカン」を手に入れる。しかしここから彼の真骨頂が発揮される。ベックがジェリーの目の前で死んでしまうのだ。しかも「メキシカン」をダッシュボードに入れた車は現地のチンピラに盗まれる始末。とりなそうにもドンドン深みにはまっていくジェリー。

一方、一人でラスベガスに向かっていたサマンサは、ショッピングセンターでリロイと名乗る組織の殺し屋に拘束されてしまう。ジェリーが仕事でへましないための人質となる。行動を共にする事になった2人だったが、リロイは殺し屋でありゲイであり、そして他人を愛することに臆病になっていた。そんなリロイとの間には、いつしか奇妙な友情が芽生えていた。

レビュー

どたばた喜劇。愛し合っているのに、素直になれず。一生懸命やっているのに、うまくいかない。そんなドジで間抜けな事ばかりの2人。おばか映画の典型というか、とにかく元気がほしいなという時の一本でもある。

しかしジュリア・ロバーツはいつまでも魅力的な女性だ。さすがに年齢を感じるようになってきたが、それでもかわいらしさを失わない笑顔のキュートな女優だ。

全然関係ない話だけど、陸続きの国境って簡単に通過できるよね。大したイミグレーションもなく。以前南米で市バスに乗ってたら知らぬ間に国境を越えてたって事もあった。アメリカの国境も結構ゆるい。そりゃ犯罪にも使われてしまうよっていつも思う。

 

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