『いまを生きる』

【監督】 ピーター・ウィアー
【出演】 ロビン・ウィリアムズ,ロバート・ショーン・レナード,イーサン・ホーク
【公開】 1989年 米 128分
【受賞】 アカデミー賞 脚本賞
【ジャンル】 青春映画

考えて、そして行動する事。生きる事。

予告編

あらすじ

規則の厳しい全寮制のエリート高校は新学期を向かえていた。この学校で生徒たちはノーラン校長の下、厳格な規則に縛られて生活していた。そんな新学期に同校の出身の英語教師ジョン・キーティングが赴任してくる。彼は「教科書なんか破り捨てろ」と言う、型破りな教師だった。生徒達は最初キーティングの風変わりな授業にとまどうが、次第に行動力を刺激され、新鮮な考えに目覚めていった。

ある日、ニールは学校の古い本で、キーティングが学生時代に「デッド・ポエッツ・ソサエティ」というクラブを作っていたことを見つけ、友人達と近くの洞窟でクラブを蘇らせる事にする。

彼らは自分達が何をやりたいのか、自覚していくようになる。ある者は恋を実らせ、ある者は俳優を志、舞台に上がった。しかしこの行動が思わぬ悲劇を生んでしまう事になるのだった。。。

レビュー

学校の先生との出会いは、生徒にとって人生を左右する重要な出会いであると、気付かされる。僕はあまりいい先生と出会ったとは思っていないのだが、それでも相当な影響を受けている。いい意味でも悪い意味でも。だから先生とは貴重な存在なんだと思う。学校は勉強を学ぶ以上の場所だと思う。それはどんな年代でも同じ事。

30歳を過ぎてから、僕は大学院に二年間通った。経営学だったので教授は大学の博士だけでなく、実務経験者が非常に多かった。大企業の社長経験者などだ。もちろん学問として学ぶ事も非常に多かったが、何よりも教授達のその豊富な経験から、学ぶ事が非常に大きかった。特に経営とは学問通りに行かない場面も多々あるし、そもそもが人の集合が会社である以上、結局は人なのである。人として学ぶべき事が多かったという事だ。

この物語で登場する、キーティング教授はエリート学生にとっては、とても貴重な先生となりえたし、貴重な体験をもたらしている。特に子供時代の先生は、感受性が豊かな子供達にとっては、とても大事な存在なので、教育が見直されている今こそ、カリキュラムなんかよりも、先生の質にこだわるべきだと思う。

 

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