【監督】 フランク・ダラボン
【出演】 ティム・ロビンス,モーガン・フリーマン
【公開】 1994年 米 143分
【受賞】 1995年 アカデミー賞 7部門ノミネート
【ジャンル】 人間ドラマ
あらすじ
1947年、ショーシャンク刑務所に、銀行マンで成功を収めていた若き副頭取、アンディが収監された。妻と浮気相手を殺した罪だった。
はじめ、彼は周囲とのコミュニケーションを拒んでいたが、徐々に心を開き調達係のレッドと仲良くなっていく。ある日アンディはレッドにハンマーを注文するのだった。一方では、あらくれ者の集団には性的行為を強要され、抵抗するアンディは生傷の耐えない生活を送っていた。
そんなある日、看守の一人が抱えていた問題を、元銀行マンであるアンディが解決してやると、次から次に仕事の依頼が看守から持ち込まれるようになる。そしてそのうちに刑務所長の仕事を手伝うようになっていた。アンディはそのほか、州議会に図書館の設置を願い出ていた。何度も書いた手紙は、6年目にしてやっと報われ、予算が組まれる事となる。
入所から20年が経とうとしている頃、窃盗の罪で入所したトミーが、以前いた刑務所で「アンディの妻と浮気相手を殺した真犯人は俺だ」と話す囚人がいた事をアンディに伝える。それを聞いたアンディは再審請求のために、所長に求めるが彼はそれを相手にしよとしなかった。彼はこれまでアンディに任せてきた仕事で、自分が不正をしている事が世間にばれるのを恐れていたのだ。しかもトミーが出所するとその場で射殺までする。いよいよアンディもかんねんしたかに思えたが、彼はとんでもない事をたくらんでいた。しかもそれはずっと昔から。
レビュー
ハリウッドは、こうした大味な感動作を作るのが得意だ。でもそうした作りは大味でも、確実に感動させられる。フランク・ダラボンはもう一つ「グリーンマイル」でも、感動を届けてくれた。これもまた大味な作りなんだけど、泣ける。。。
そして何か明日への希望を含んだストーリーが元気付けてくれる。だからきっと皆こうした作品が好きなんだと思う。理不尽な事や、納得がいかない事、思い通りに運ばない事、そんな試練に負けずに立ち向かって成功を収める姿に、みんな感動し、自分もがんばろうと思うのだろう。僕自身もその通り、みごとにはめられている。映画って色々な楽しみ方があるし、何も小難しい映画が素晴らしいとは限らない。この作品も高校生以来、何度も見直している大好きな作品だ。
売り上げランキング: 1,519

![ショーシャンクの空に [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gKEFpJh9L._SL160_.jpg)

