【監督】 シャーリー・バレット
【出演】 ミランダ・オットー
【公開】 1996年 濠 101分
【受賞】 1996年カンヌ国際映画祭 カメラ・ドール
【ジャンル】 恋愛
恋って意外と不格好なものかもね(人ごとじゃねえ)
あらすじ
田舎町に2人の姉妹が暮らしていた。妹のディミティと姉のヴィッキー。その姉妹の隣に初老のDJ・ケンが越してくる。彼は町のラジオ局で働く事になる。ヴィッキーはすぐにケンに恋して、食事を持っていったりする。
ある日ケンがディミティの働くレストランにやってくる。話してるうちに彼の家の魚を見に行く事になる。彼の部屋に入ると、超オクテであるディミティは服を脱ぎ始めて全裸になる。ひそかに彼女も彼を狙っていたのだ。そこへ2人が部屋に入るのを見ていた姉が、2人の中を妨害しようと、妹を迎えに来たふりを装ってやってくる。
ちょっと頭のおかしいディミティは朝、姉が出かけた後でケンに声をかけ、めでたくロストバージン。それ以来、彼の家に泊まるようになったディミティだったが、ある日、彼の首にあるエラからぶくぶくと泡が出ているのを見てしまう。ディミティは彼が実は魚なのではないかと思うようになってく。
レビュー
まずもって、こんな素晴らしい映画のDVDが、販売中止されている事に驚いた。仮にもカンヌでカメラドール(新人賞にあたる)に輝いている作品なのに。この映画は他の作品にはないオリジナリティ溢れる人物描写と雰囲気を持っている。なのにもったいないなあと思ってしまう。
一風変わった恋愛物語だけど、その中でも主演のミランダ・オットーが不思議な演技をしているのが魅力的。彼女の表情やしぐさが笑えるんだけど、かわいらしい女の子といった感じ。それと名曲が散りばめられてもいるのも魅力のひとつ。【テーマ曲:ヴァン・マッコイ「ハッスル」】
売り上げランキング: 171,768

![ラブ・セレナーデ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51EXJK74KXL._SL160_.jpg)

