【監督】 スティーブン・スピルバーグ
【出演】 リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー
【公開】 1977年 米 135分
【受賞】 アカデミー賞 撮影賞・特別業績賞
【ジャンル】 ファンタジー
予告編
あらすじ
メキシコの砂漠で第二次世界大戦中、バミューダ海域で消息を絶っていた戦闘機が発見される。そしてインディアナポリスの航空管制センターではモニターに未確認飛行物体の姿が写し出され、TWA機から「不思議な物体を見た!」との連絡が入る。いくつもの異常事態を知らせる不可解な出来事。そしてUFOを目撃した電気技師の主人公ロイは、UFOに取り憑かれたように、家庭をかえりみずにUFOへとのめり込んで行く。ロイには謎のメッセージが脳裏に植えつけられていた。そして人間と宇宙人との、ファーストコンタクトを向かえる。
感想・見所
この映画では、宇宙人との交わりは一切ない。まさにファースト・コンタクトだけで終わってしまう。しかし、激突やジョーズにあるように、見えない恐怖がある。一体何者なのかいう目にはっきりと見えない恐怖が子供の頃にはあった。大人になって見直して見ると、そんな恐怖というものはなかったけど、宇宙や宇宙に対する神秘、また時空を超えた世界観なんかが、目に見えるものだけを信じている普段の我々に何かしらのメッセージを投げかけてくる作品だ。
子供の頃にあんなに夢中になれたのに、大人になってから見直すと違和感がいくつかあった。その最たるものがラストに登場するマザーシップ(UFO)。きらびやかな電飾で光り輝くUFOがなんか滑稽だったりする。たぶん、子供の時以来、様々なUFO映画を観てきたせいで、UFO像が自分の中で変化したからだと思う。
ただし、クライマックスでの、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムスの音と、光のファースト・コンタクトのシーンは何度見ても圧巻。映画史に残る名シーンである事は間違いない。
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