『風と共に去りぬ』

【監督】 ヴィクター・フレミング
【出演】 ヴィヴィアン・リー,クラーク・ゲーブル,レスリー・ハワード
【公開】 1939年 米 222分
【受賞】 第12回アカデミー賞 作品賞・監督賞・主演女優賞・助演女優賞・脚色賞・撮影賞・室内装置賞(美術賞)・編集賞・特別賞
【ジャンル】 人間ドラマ

予告編

あらすじ

1861年、南北戦争前夜、ジョージア州タラの大地主ジェラルド・オハラの長女スカーレットは、明日開かれるパーティで、彼女の幼馴染みであるアシュリーと彼の従妹メラニーの婚約が発表されると聞いて、いても立ってもいられなかった。なぜなら彼女はアシュリーを愛しており、結婚はアシュリー意外考えられなかったからだ。スカーレットは翌日、想いのたけをアシュリーにぶつけるが、彼がスカーレットになびく事はなかった。落ち込むスカーレットはそのパーティに来ていたチャールズトン生まれの船長である、レット・バトラーに会う。彼のずけずけとした態度は腹が立ったが、どこか惹かれるものがあった。

戦争が始まると、スカーレットはメラニーの兄チャールズのプロポーズを受け入れ結婚する。しかしチャールズは戦争で亡くなってしまう。スカーレットはメラニーの元へ行き、そこでレットと再会する。スカーレットとメラニーは看護婦として働いていたが、戦火に怯え、2人はタラに戻る。しかしそこはすでに廃墟と化していた。

レビュー

スカーレットの一生を描いた一大叙事詩。何がすごいかって、これが戦前に作られた作品だという事だ。カラー作品としては駆け出しであるにもかかわらず、その色彩は豊かで、夕日のシーンなどは驚くべき美しさだ。こうした作品を戦前に作れるだけの技術と設備を備えていたアメリカ(ハリウッド)はやっぱりすごいなと感心させられた。こんな映画を作る国に、当時戦争を仕掛けようなんて、身の程知らずもいいところだ。

 

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