【監督】 ジョン・フォード
【出演】 ジョン・ウェイン,ジェフリー・ハンター,ヴェラ・マイルズ,ナタリー・ウッド
【公開】 1956年 米 119分
【ジャンル】 西部劇
あらすじ
舞台は南北戦争が終わってまだ間もない、1868年のテキサス。南北戦争に従軍したイーサンは終戦を迎えて3年後、テキサスで牧場を営む兄アーロンの元に戻る。一家は幸せに暮らしていた。歓迎されたイーサンだったが、インディアンと白人の混血児マーティンに対してはインディアンに強い偏見を持つイーサンとしては好きになれずにいた。翌日、警備隊一行がやって来る。牧場の牛がコマンチ族に盗まれたので追跡するという隊に、イーサンとマーティンが加わる。しかしそれはコマンチ族の罠だった。それに気付いて捜索隊は急ぎ引返すも時すでに遅く、イーサンの兄弟一家は皆殺しにあっていた。しかも姪のルシイとデビーは誘拐されていた。
復讐の念に燃えるイーサン、マーティンそしてルシイと愛し合っていたブラッド・ジョーゲンセンの3人だけが追跡を続けることになった。そこから6年間に及ぶ捜索が始まる。
レビュー
この映画でも馬の走るのが速い事、速い事。「駅馬車」でも速かったけど、昔のフィルムなので鮮明でない分、わかりにくい部分もあったけど、この作品ではカラーにもなって画面がよりクリアなので、その速さがよくわかる、本物のスピードである事が。
この映画は西部劇の中で一番好きな作品だ。上記のアクションシーンの素晴らしさ、愛について語られている、インディアンに対する考えが盛りこまれている、壮大な景色、どれをとっても素晴らしい。一見派手なシーンが注目されがちなジョン・フォード監督だけど、常に人間愛が根底にある作品作りをしているので、どれも感動を呼ぶ。特にこの作品は泣ける。姪との再会シーンは美し過ぎる!
売り上げランキング: 92,852

![捜索者 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/417t%2BqcAnrL._SL160_.jpg)

