【監督】 ジャン=ピエール・ジュネ
【出演】 ドミニク・ピノン
【公開】 1991年 仏 99分
【受賞】 セザール賞 新人監督作品賞・脚本賞
【ジャンル】 ホラー
あらすじ
舞台は核戦争から15年後の荒廃したパリ。生き残った人々が食料をあさり合う荒廃した街はずれに一軒の精肉屋(デリカテッセン)があった。その精肉屋の上にあるアパートに越してきた元ピエロの青年ルイゾン。そこには不気味な店主とクセのある住人達が住んでいた。職を求めていたルイゾンは、このデリカテッセンを訪れる。ところが店の主人は、職を求めてやってくる奴らを肉にしてしまう恐しい男だった。その娘で心優しいジュリーはルイゾンに好意を寄せ、これ以上の犠牲者が出るのを防ぐため、反体制の菜食主義者「地底人」たちと手を結び、秘かにルイゾン救出作戦を進める。一方でアパートの住人達は、今や遅しとルイゾンの肉を待ちわびていた。
レビュー
ジャン=ピエール・ジュネ監督の世界観は独特だ。画面の色彩も独特だし、登場人物も極端にデフォルメされた変わった人たちばかり。この映画も、核戦争15年後とされているが、舞台そのものが独特な世界観で形作られている。それと、きついブラックユーモアが満載だ。この映画のデリカテッセン(肉屋)のおやじの脂っこい感じとか、地底人のヘッドライトつけたバカっぽさとか、もうそのまま存在がブラックユーモアでしかない。
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