『フォレスト・ガンプ/一期一会』

【監督】 ロバート・ゼメキス
【出演】 トム・ハンクス,サリー・フィールド,ロビン・ライト,ゲイリー・シニーズ,ミケルティ・ウィリアムソン
【公開】 1994年 米 142分
【受賞】 第67回アカデミー賞 作品賞・監督賞・脚色賞・主演男優賞・編集賞・視覚効果賞
【ジャンル】 人間ドラマ

予告編

あらすじ

生まれつき足の悪いガンプ少年は、足に器具をつけており、しかもちょっとだけ知能遅れがあったために、いじめられていた。しかしある日のスクールバスで、隣の席に座る事になったジェニーだけが、彼にやさしく接してくれていた。

ある日、いじめられそうになるガンプに、ジェニーは走って逃げてと叫ぶ。それを聞いたガンプはひたすら走る。青年になっても、かまわれつづけているガンプは、走れといわれるといつまでも走っていた。しかし驚異的な走力をもっていた。それを見た大学のフットボールのコーチが彼をスカウトし、ガンプは大学のスターになり、やがて卒業する。まさか自分の息子が大学を卒業できるなんてと、母は大変に喜んでくれた。

賢いわけではないが、一度のめり込むと、それだけを続けてしまう馬鹿正直な部分をいつまでも持ち続けているガンプは、軍隊に入っても、商売をしても、常にまっすぐに走り続けるのだった。愛にも人生にもまっすぐなガンプの生涯を描いている。

レビュー

私達が忘れてしまいがちな、真っ直ぐな心をガンプは教えてくれる。何事にも真っ直ぐであれ、正直であれ。けっしてガンプは才能あふれる子ではない。しかしちょっとおバカさんだからこそ、1つの事にのめり込み、それを達成していく、歩みは遅くとも確実に。そして愛にも一直線だ。

好きなシーンはガンプがとにかく西へ東へ、アメリカ大陸を走り続けるシーン。走りたいから走るという言葉に人々は共感し、彼の後を追う。

そしてガンプのもう一つの魅力は、すべてを正直にさらけ出せる事。恥ずかしさや照れはなく、自分を常にさらけ出している。人は外見を気にして、気取る事ばかり考えてしまう生き物だ。誰だって他人に良く見られたいから、それは仕方ない事。でもその重荷を下ろすともっと楽に生きて行けるよと、言っているように感じる。

 

フォレスト・ガンプ 一期一会 [Blu-ray]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2012-09-14)
売り上げランキング: 1,332

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です