【監督】 アルフレッド・ヒッチコック
【出演】 アンソニー・パーキンス,ジャネット・リー
【公開】 1960年 米 109分
【ジャンル】 サスペンス
あらすじ
不動産会社に勤めるマリオンは、婚約者サムの経済的事情により結婚に踏み切れないでいた。ある日、仕事で預かった大金を出来心から横領、誰にも告げず車で逃走する。永遠走り続けるも、激しい雨に遭遇し、通りがかったベイツ・モーテルで宿をとることにする。そしてマリオンが部屋でシャワーを浴びていると、突然侵入してきた何者かによって殺害されてしまう。
一方、行方不明のマリオンを探すマリオンの妹ライラと、マリオンの婚約者のサムは、ベイツ・モーテルにマリオンがいた痕跡を発見する。2人は作戦を立ててさらになぞに迫っていくのだが・・・
レビュー
サイコ・サスペンスの元祖であり、多くの作品でその手法は模倣されている。また有名なシャワーシーンはコメディにも用いられる程、有名なシーン。このシャワーでの殺害シーンには一週間撮影に費やしたそうだ。
ヒッチコックの代名詞ともいえるのが「無言の証明」。映像表現としてこれ程クールなものはない。この作品のラストでも、マリオンの乗った車が沼から引き上げられるシーンで終わるという、かっこ良さ。見ている誰もがそれが何を意味しているかは、映像だけで理解できる。そんなところがヒッチコックの作品が洒落ていると思わせる部分なんだと思う。
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