【監督】 ニック・カサヴェテス
【出演】 ライアン・ゴズリング,レイチェル・マクアダムス,ジーナ・ローランズ
【公開】 2004年 米 123分
【ジャンル】 恋愛
あらすじ
療養施設に暮らすそのおばちゃんは、アルツハイマー病によって過去の思い出を失っていた。そんな彼女のに、デュークと名乗る男性は、ある恋の物語を読み聞かせてやるのが日課だった。
1940年、アメリカ南部ノース・カロライナ州シーブルック。ある家族がひと夏を過ごすためにこの土地にやってきた。その中の一人、17歳のアリーは材木工場で働く地元の青年ノアと恋におちる。しかしアリーの母は2人の交際を認めなかった。夏の終わりと共に彼らの恋も終わりを迎える。その後ノアは勃発した第2次世界大戦で出兵する。アリーはボランティアで看護した縁で、元兵士のロンと新たな恋を始めていた。ロンは富裕な弁護士で、アリーの両親も大賛成だった。
そんなロンとの結婚式を目前にしたある日、アリーは新聞でノアの姿を見つける。彼女は激しく動揺し、そしてシーブルックを訪れる。再開した2人は再び愛し合うのだった。結局アリーは、ロンを捨てて、ノアとの結婚を選ぶ。
アリーとは、現在アルツハイマー病にかかっているおばちゃんの事であり、ノアは彼女の夫であるデュークの事だった。
レビュー
【ネタバレ】 最も感動したのは、アリーの母が娘の交際に反対していた理由が分かった時。母も同じように貧しい男のとの恋があったが、裕福な男を選んだ過去があった。例えそれが真実の愛ではなくとも、娘に不憫な思いをさせたくないという母親心から、反対していた事が分かった時、なんともいえない感情があった。僕は男であるが、母親からは何歳になっても心配されている。父親は昔から全く僕には無関心だったけど。お腹を痛めて生んだ自分の子供って、いつまでたっても自分の赤ちゃんでしかないんだろうなあと思った。恋愛映画だけど、なんか母へのノスタルジックな思いを蘇らせてくれる映画だった。
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