『ローズマリーの赤ちゃん』

【監督】 ロマン・ポランスキー
【出演】 ミア・ファロー,ジョン・カサヴェテス,ルース・ゴードン
【公開】 1969年 米 136分
【受賞】 1969年アカデミー賞 助演女優賞
【ジャンル】 ホラー

予告編

あらすじ

舞台はニューヨーク。夫ガイと妻ローズマリーは、マンハッタンの古いアパートに引越してきた。なんでも、このアパートは、以前から不吉な噂がたえないというが、若い2人は気にせずに暮らしだす。隣に住んでいるのは年老いてはいるがとても親切なカスタベット夫妻。ただちょっと親切の度が過ぎて、少々おせっかいな感じ。彼らには養女が1人いたが、ある夜、彼女はアパートの窓から飛び降り自殺をとげてしまった。後日夫妻は養女の形見でもあるタニス入りのペンダントをローズマリーにプレゼントする。この頃から、ガイの仕事に変化が起こり始める。それまでうまくいかなかったガイの仕事が起動に乗り出す。そして急に、赤ちゃんを作ろうと言い出す。その夜、隣の夫人がデザートを持ってきてくれたが、ローズマリーはまずくて食べられなかった。無理して半分ほど食べるが、目まいがして意識を失ってしまう。そしてその夜、ローズマリーは悪夢を見るのだった。そして彼女は妊娠した。妊娠するとさらに隣人の老夫婦はローズマリーに気を使ってくれ、産科医の指定をしたり、栄養があるという飲物を毎日運んでくれたりした。しかし日に日にローズマリーの体は弱り、顔色は悪くなるばかりだった。

レビュー

目に見えぬ恐怖ほど怖いものはない。人は視覚から多くの情報を得るので、その視覚的でない部分で迫ってくる恐怖は倍増する。「リング」「cure」などがそれで、呪いの類が一番怖い。しかもこの物語の場合、原因がなんなのか最後まではっきりしてこない。そのせいで余計に怖い。
主演のミア・ファローのやせ細って狂気に染まっていく演技が素晴らしい。

 

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