『アメリカン・グラフィティ』

【監督】 ジョージ・ルーカス
【出演】 リチャード・ドレイファス,ロン・ハワード
【公開】 1973年 米 110分
【受賞】 第46回アカデミー賞 編集賞
【ジャンル】 青春映画

予告編

あらすじ

1962年。カリフォルニアの小さな地方都市。若者たちの唯一の気晴らしはカスタム・カーをぶっ飛ばして女の子をナンパすることだった。いつものように仲のいい4人組、17歳のカートとスティーヴ、16歳のテリー、そして22歳のビッグ・ジョンは、夜の街に繰り出していた。でも今夜は特別な夜だった。高校を卒業したカートとスティーヴが町を離れて大学へ進学するため、明日の朝、町を去るからだ。

カートは白いサンダーバードに乗った金髪の美人を目撃し一目惚れしてしまう。何とか言葉を交したかったが、町のチンピラ・グループに引きずり込まれてしまう。

スティーヴはカートの妹ローリーと将来を約束した恋人同志だった。彼女にしたら4年間も離れて暮すのは耐え難く、なんとか彼を町にとどめておきたい。そんな2人は口論して腹を立てた彼女は車から飛びおりて、別の男の車に乗っていってしまう。

一方、ビッグ・ジョンはお目当ての女の子をハントするつもりだったのが、どういうわけかその彼女の妹を乗せる羽目に。彼は彼女を車からおろそうとするが、くっついて離れない。そのうち、隣町のボブという男からドラッグ・レースを挑まれる。

一方、16歳のテリーはスティーヴから借りたシボレーに乗ってかわいこちゃんをゲット。郊外に連れ出す事に成功するのだが。。

それぞれの物語が進み、運命の夜明けを迎える。旅立ちの朝、そしてビッグ・ジョンとボブのカーレースが始まろうとしていた。

レビュー

ジョージ・ルーカスの唯一の現代劇。若者の世界を描いた青春映画。高校生の時に見たのでめちゃくちゃ面白かった。ファースト・フードで買い物すると、車に備え付けられるようなプレートが一緒についてきて、車の中で食べるっていうスタイルが、めっちゃ憧れた。あとは高校生がこんなに車に乗ってるんだっていう憧れ。日本でも18歳になれば免許取れるから乗れるんだけど、アメリカは16歳。高校生の時に車持ってたら行動範囲が広がって楽しいだろうなあと当時は本当憧れた。こうやってアメリカから輸出された映画によってアメリカにみんな憧れを持ってた時代だったんだなあと、今にして思う。ジェームス・ディーンのポスターを部屋に貼ったり。アーミーのアクセサリー買ったり。

この映画は当初、まったく期待されてなかったとの事。まだ若い駆け出しのルーカスと、プロデューサーも若いコッポラ。そして題材は若者をテーマにしていた。でも実際は大ヒット。ちょうど時代の変わり目だったのかもしれない。この後、スターウォーズやインディージョーンズで、ハリウッドに旋風を巻き起こすルーカスの出世作でもある。

 

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