『愛のコリーダ』

【監督】 大島渚
【出演】 藤竜也,松田英子,中島葵,芹明香
【公開】 1976年 日・仏 104分
【受賞】 1977年シカゴ映画祭特別賞、1977年英国映画協会賞
【ジャンル】 恋愛

予告編

あらすじ

芸者や娼婦などをしながら各地を転々として暮らしていた阿部定は、東京・中野にある「石田屋」の女中として働き始める。そしてその店の主人・石田吉蔵に惹かれていく。吉蔵も次第に阿部定に惹かれ、やがて2人は関係を持つようになる。他人に気づかれないように店を離れ、2人で会うようになる。そして2人は駆け落ちし、待合を転々としながら、尾久の待合旅館「満佐喜」に滞在した。定にとっては、これまで会った事のないタイプの男性で、自分だけのものにしておきたいという、強い支配欲に犯されていった。

レビュー

まあこれは賛否両論の作品だと思う。実際、スクリーンの中で本番行為が何度も描かれていて、公開された場所によっては全くモザイクもない。なのでこれは映画ではないとする人もいるだろう。僕が初めて観たのはモザイクのかかったものだった。実話をベースにしており、物語として素晴らしいと思ったし、映像表現として素晴らしい作品だとも思った。

しかし数年後にモザイクのない作品を観る機会があったが、どうも性描写がストレート過ぎて、僕には合わなかった。ただ見慣れていないだけなのか(もちろんAVでは見慣れているが)、どうも芸術性の高い、こうした作品の中に性描写が入ってくると、違和感があった。

 

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