『ツイン・ピークス』

2013/08/04

【監督】　デヴィッド・リンチ
【出演】　カイル・マクラクラン
【公開】　1990-1991年　米　テレビドラマ
【ジャンル】　サスペンス

あらすじ

カナダ国境近くにある田舎町、ツイン・ピークス。この山林に囲まれ美しい片田舎で「学園の女王」として町の誰からも愛されていた17歳の少女、ローラ・パーマーが殺害されるという殺人事件が起こった。普段は事件もない穏やかな町ツイン・ピークス。さらに、ローラ・パーマーと同じ高校へ通う少女、ロネット・ポラスキーが暴行を受けた状態でさまよっているところを保護される。捜査のため、FBIからツイン・ピークスへと派遣されたデイル・クーパー特別捜査官は、1年前に発生したまま、未解決となっているある少女の殺害事件と、今回のローラ・パーマーの殺害、およびロネット・ポラスキーの暴行に、犯行手口の共通点を発見する。

これら三つの事件を同一犯による犯行と断定して、ツイン・ピークスにとどまり捜査を続ける事になる。事件を捜査するうちに、実はこの町が抱える数々の問題に行き着き、その闇の部分へともぐりこんでいく事になる。

レビュー

映画ではないけど、これだけのドラマを描かれたら、金出しても観たいよねって作品なので。とにかくクーパー特別捜査官のとぼけた感じが大好きだった。毎晩彼は部屋に戻ると、カセットテープを取り出して、捜査の進捗を記録している。生真面目で、素朴な感じの捜査官がいい味出してる。それとは裏腹に、のどかな町でありながら、実はぎすぎすとした人間関係に支配されているってのが対比されてて面白い構図で描かれている。