【監督】 テリー・ギリアム
【出演】 ジョニー・デップ,ベニチオ・デル・トロ,トビー・マグワイア
【公開】 1998年 米 118分
【ジャンル】 SF
あらすじ
ジャーナリストのラウルとサモア人弁護士ドクター・ゴンゾーは、ラスベガスで開催される野外レースの祭典を取材しに向かっていた。しかもトランク一杯の大麻・コカイン・LSD・メスカリンなんかのヤバいドラッグを詰め込んで。
出発するやいきなりドラッグをキメまくり。現実なのか夢なのかもう定まっていない感じ。超一流ホテルのスウィートルームへとやってきた二人はそこでもやりたい放題。レース取材もそっちのけで早朝からドラッグ三昧、ルーム・サービスは使いたい放題、部屋は荒らしまくりと、好き勝手し放題。その挙句、勘定もせずにホテルをあとにする。しかしまたもや仕事が舞い込み、ラスベガスに舞い戻る2人。そしてまたもや白日夢のような時間を過ごす。
レビュー
この作品でテリー・ギリアム監督の異常性が頂点に達してる。たぶん「12モンキーズ」で儲かって、自由に作品作りができたからだろう。もう好き勝手し放題の映画。その場のノリで撮影してってんじゃないかって思うくらい、ノリでいろんなものに首を突っ込んでいく感じ。その好き勝手し放題を絶頂期に入ったジョニー・デップの演技が悪乗りをさらに盛り上げてる。正直ダサかっこいい世界観なんだよね、この監督も。一見ダサいんだけど、coolに見えちゃう。これは民族性の違いからなのか、日本なら一昔前のものって時代を感じてしまうけど、アメリカのように多様性を認める国においては、時代錯誤するような事が起こらない。それは服ひとつ取ってみても、そう感じる。
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