『ジャッキー・ブラウン』

【監督】 クエンティン・タランティーノ
【出演】  パム・グリア,サミュエル・L・ジャクソン
【公開】 1997年 米 154分
【ジャンル】 人間ドラマ

予告編

あらすじ

人生も半ばを過ぎた中年スチュワーデスのジャッキー。メキシコの航空会社に勤める彼女は、生活苦から、実は武器商人オデールの運び屋をやっていた。

ある日、ジャッキーはオデールを追っていたFBI捜査官に逮捕されてしまう。FBI捜査官からオデール逮捕に協力するよう持ち掛けられるが取引には応じず、保釈される。ジャッキーは、親しくなった保釈屋のマックスと共に、一攫千金の計画を実行に移していく。

レビュー

タランティーノは自分の過去のヒーローをことごとく自分の映画に出演させる。ジョン・トラボルタが復活したのも、パルプ・フィクションがあったからだった。そしてこの映画の主役は、もともと原作「ラム・パンチ」では白人の設定だったが、パム・グリアを出演させている(ちなみに彼女はタランティーノの自慰対象だったとの事)。ただ、使いたい人を使うというのではなく、その人の個性とか特徴をうまく引き出す形で使っていると思う。

そんな訳だから、パム・グリアは妙に色っぽいおばちゃんとしてるんだけど、だんだん観ているうちにかっこ良く見えてくるから不思議。それに対して、デ・ニーロがまったくダメなうだつの上がらないタイプの男を演じてるんだけど、妙にはまってた。

 

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