毎日2分の瞑想で、ネガティブ思考を克服する

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瞑想する事は、問題と戦う事を意味するのではない。
瞑想する事は観察する事だ。 Thich Nhat Hanh

著 レオ・バボータ

新しい一日の始まりに、瞑想する(禅)のは素晴らしい習慣です。ストレスを取り除き、今以上の素晴らしい生活が築けるでしょう。瞑想は、ネガティブな思考をケアします。そしてシンプルな生活をしたいと思って、習慣を変えている人には、特に瞑想は役立ちます。

また見過ごしやすいのですが、私達は無意識のうちに願望やら衝動に突き動かされています。仕事をしているはずなのに、いつの間にかネットサーフィンしていたなんて事があると思います。それらをケアするのに瞑想は役立ちます。瞑想とは自分の内側を観察するための練習なのです。

以下は私の例です。

瞑想する事で自分と向き合う

タバコをやめた時

私はタバコをやめた時、タバコの代わりになるもっと強い刺激を欲していました(例えばドラッグ)。それはとても強い衝動(ストレス)で、とても大変でした。と同時にその願望を正当化してみる事にしました。それは「1本タバコを吸ってもいいだろう」「なぜそんなに過酷な事を自分に科すのだろう」と考えてみました。そしてタバコをやめることに価値はないとさえ考えました。私はそうした自分の内側にある本当の願望・衝動を確認したのです。ただ観察しました。そしてその願望と衝動は消えて、私は乗り越える事ができました。瞑想をすることで、ストレスから開放され、自分がなぜそれをしたいのか、自分自身を見つめることができたからこそ、克服できたのです。

ジョギングをしている時

2つ目の例はジョギングを始めた時の事です。走っていて疲れた時に、私は立ち止まりたくなりました。しかし私は学んでいました、それが私の内なる願望や衝動で、ただ苦痛から開放されたいだけだという事を。今回の場合は、大変な事をやめさせようとする自分のおびえた部分を観察したのです。そしてそれに支配されないようにする事ができました。

仕事をしている時

3つ目は、私が文章を書いている時に起こりました。しばしば他の事をしたい衝動に駆られるのです。この衝動に気付かなかった時は、私は無意識に席を離れてやりたい事をしていました。当然、書く事を先延ばしにしていたのです。その衝動に注意してみると、私は書く事にとどまる事ができ、また自由に席を離れる事もできるようになりました。でもそれ自体も認識した上で席を離れているので、もちろんまた書く事にすぐ戻る事ができました。

3つの例のように、まずはネガティブな面がどういったものなのかを観察して、正当化してみましょう。そうやって何と自分が向き合うのかを明確にすることで、それを克服する事につながります。瞑想とは自分自身を見つめるための訓練なのです。

瞑想の仕方

  1. まず一日2分間やってみる。まずは短い時間で習慣化します。慣れてきたら5分間にしてみましょう。無理せず毎日続けるように短い時間から始めるのが良いでしょう。
  2. 時間を決めて誘惑を取り除く時間はいつでも良いですが、決まった時間にやった方が良いでしょう。歯を磨く事やご飯を食べる事と同じような習慣として行いましょう。
  3. 静かな場所を探す静かな早朝に行うのがベストです。公園のベンチでも良いですし、庭の芝生の上でもいいです。
  4. 心地良い場所に座る。あなたがリラックスできるように座って下さい。私の場合は壁にもたれながら、枕の上に座ります。なぜかという自分の体が固定されて、その姿勢がフィットするからです。
  5. あなたの呼吸に集中する空気が鼻から入って、のどを抜けて、肺に入っていくのを感じてみて下さい。

 

* 日本には座禅がありますので、特にリスト4,5は座禅の心得のある方は、そちらに従って下さい。

reference: Meditation: The Most Fundamental Habit

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