
著 レオ・バボータ
バケーションに来た事を考えてみて下さい。きっと普段の心配事から開放されて気が楽になっているでしょう。
次に仕事の忙しい時をイメージしてみて下さい。あなたはタスクに追われ、時間に追われ、心配事でいっぱいの感覚になるでしょう。
このように仕事の時と休日とでは、全く違ったマインドです。でももし仕事中に休日マインドで仕事ができたら、いいと思いませんか。これ、マインドセットの習慣で可能になります。「週末のために働く」事からも、開放されますよ。
◆ ポイント!
心配事や時間、気になる事を一旦忘れて、1つの仕事に没頭する。没頭する事を楽しみに代えていく。
休日マインドで仕事をするための、4つのマインドセット(練習)
没頭する!
南の島にヴァケーションに行って、海に泳ぎに行ったとします。あなたは肌で冷たい水を感じ、口で塩辛い海水の味を味わい、暑い日差しを感じ、きっと何も考えずに無心で泳いで、心地良い疲労感を味わうでしょう。それと同じ感覚を、あなたは仕事場で味わう事ができます。取り組む仕事を1つ選んで没頭してみて下さい。とにかくそれだけに没頭します。その仕事に没頭している事が楽しく感じられてくるでしょう(ちょっとスピリチュアルな感じですが)。海での感覚と同じように、肌や口の中の味、疲労感、感覚を確かめてみて下さい。
心配を隣の席に移動させよう!
もしあなたに心配事ができた時、あなたは心配事について色々考えるでしょう。心配事の結果が良い結果となるのか、悪い結果となるのかと色々と空想するでしょう。でもそれは無意味な空想です。なぜなら心配事の結果を空想しているだけでは、結果は何も変わらないからです(何かできる事があれば別ですよ)。つまり心配事はあなたを不安にするだけで、何も生み出しません。心配事は隣の席にでも置いておきましょう。
後ろに下がって大きな絵を見る!
一つの事に没頭できていたら素晴らしい事です。時々一歩下がってあなたがいる職場やあなたの置かれた環境を見て下さい。それだけで現在のあなたの周りの状況もわかるはずです。そしてあなた自身の事(スケジュールや進捗)もわかるでしょう。そしてまた没頭する事に戻ればいいのです。
時間について心配しない!
約束の時間やデットラインの仕事など、私達は常に時間に追われて仕事をしています。でもその中で、本当に差し迫った時間、大切な期限など、あなたが心配べき時間はどのくらいあるでしょうか。よくよく確認してみると、そんなに心配すべきものはなかったりします。時間は忘れて、大きな絵を時々見ながら、没頭すればいいのです。
reference The Practice of Work Mind & Vacation Mind, Simultaneously


