
組織のしがらみに悩む友人と、組織について話し合っていた時の事です。一部上場企業につとめる友人が、会社の組織改革をしようとしているという話でしたが、話は思わぬ方向へ。
もうさー組織のしがらみうんぬんに悩むの辞めた方がいいかもね。というのは無駄な労力使ってる気がするから。あなたの将来のためにならんような気がする。
農耕時代があって、工業化時代があって、21世紀は個人の時代なわけで。それを可能にしたのが情報革命。
これまでは人が集まって協力し合う事で(組織化する事)、事業が成り立ってきたけど、これからは一個人で何でもできちゃう時代。これまでだったら1人で出来なかった事も、デジタル化時代は1人で解決しちゃう。
だからと言って、組織がなくなるわけではなくて、組織の作り方も変わってくるのだと思う。
これまでは器ありきだった組織が、これからの時代は逆で、個人ありきで集団が形成されてくるようになる。個はどんどん専門性が高くなっていき、もっと一人一人がプロフェッショナルになっていくはず。だって普遍的な仕事ってどんどんデジタル化されて、なくなっていくんだから。なくなるというか、誰でもできちゃうから。だからよりプロフェッショナルな人達の集まりが組織になっていくはず。
もっと言えば、組織はプロジェクト単位で形成される短期的なものになっていくかもね。プロジェクトが終わったら解散して、また次のプロジェクトにジョインしていくような働き方かな。まるでフリーランスだけど、そうした働き方が増えてくると思う。ノマドスタイルがもてはやされているけど、これからスタンダードになっていくんじゃないかな。
というような話していて、組織について話していたつもりが、働き方の話になっていました。働き方が変わってくるので当然組織の作り方も変わってくるはずで、そこに「組織のしがらみ」という問題はもう関係ないよねって事になりました。
この10年で仕事の仕方は劇的に変わったと思います。今後10年はもっと早いだろうし、きっと組織のあり方も劇的に変わる時期がくるんだと思う。
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