
アメリカにいて一番食いたいお菓子がこれ「七尾製菓 太鼓せんべい」。これほど食べにくいお菓子は他にないけど、おいしいから止まらない。甘さ加減がちょうどいいんだよね。それにピーナッツのちょっと苦みが効いたところとか。
この「太鼓せんべい」1978年の販売開始なので、もう35歳。どこにでも売っている訳でもないけど、しっかりベストセラーですね。なんか派手さはないけど、地味好きな人多いのではないでしょうか。
不満だらけでもベストセラー
2ちゃんねるの書き込みにもあったけど、ホントよくボロボロこぼすんだよね、このお菓子は。もう慣れちゃってるからいいけど、なんで改善されないのか不思議でしょうがない。いやこの商品、不満を挙げたら切りがないくらいあるかもしれない!いちファンとして不満をリスト化してみよう。
「太鼓せんべい」の不満点
- 生地がもろいのでボロボロ落ちる。
- ボロボロ落ちるのはパッケージングにも原因がある。
- おそらくこのパッケージングの改良は行われていない。
- 生地の硬さにばらつきがある。
- 生地の色にばらつきがある。
- 生地にほのかな苦味を感じる時がある。
- ピーナッツの位置にばらつきがあり過ぎる。
- 値段が高い。
いや、ロングセラーとしてまずいだろうという点ばかりだけど、ファンとしてはこれらの不満すら、いとおしく感じてしまうくらい愛着があるんだよね。完全に信者だな。
ブルーオーシャンで生き抜いてきた太鼓せんべい
ただ考えてみると、こうした不満がたくさんあっても、ファンにとって商品の不満や欠点なんて大した事ではなくなってしまうという事。類似商品がなく、完全なブルーオーシャンで戦っていると、こうしてロングセラーとして生き残っていくんだねって思った。
ちなみにこの会社、創業は戦後の1957年。北九州で数多くの煎餅屋がある中、最後発での参入。株式会社化したのも1988年とかなり遅い。地道に商売を続けてきた感じです。



