『アニー・ホール』

【監督】 ウディ・アレン
【出演】 ウディ・アレン,ダイアン・キートン,クリストファー・ウォーケン,キャロル・ケイン,ポール・サイモン
【公開】 1977年 米 93分
【受賞】 1977年アカデミー賞 作品賞・主演女優賞・監督賞・脚本賞
【ジャンル】 恋愛

予告編

あらすじ

TVやナイトクラブのトークショーで稼ぐコメディアンのアルビー。かれは結構いい歳で、見た目もオタク、おまけにチビであるのに、なぜかいつも女の子が群がる人気者。そんな彼がある日、テニスをしに行くと、1人の美人に出会う。

ユニークな思考の彼女アニーに惹かれ、アニーとのデートを重ねるアルビー。やがて2人は同棲をはじめる。はじめはのぼせ上がっていた2人も時が立つに連れて、馴れ合いになり、お互いのあらも目につくようになってきていた。それぞれが、お互いの過去やこれまでの同棲生活に色々と意見があった。2人は精神分析医の所にも行ってみたりした。

そんなある日、アニーがいつものように、クラブで歌っているところに、プロの歌手であるトニーが彼女の歌を褒めて、カリフォルニアに行くべきだと言ってくる。溝が埋まらない2人の関係に、アニーはカリフォルニア行きを決意する。

レビュー

テレビで深夜に放送してた映画で、たまたま見かけたのが、高校生の時だったと思う。いきなり画面に向かって、オタクみたいなおじさんがしゃべりだしたり、なんだかわからないけど、ドンドン引き込まれて、最後まで見てしまったのが、この作品との最初の出会いだった。そのシーンがお互いの過去や、これまでの付き合いの回想場場面で、彼が解説付きで登場していたという事が後々わかった。

それまで見たことない映画のスタイルだった事もあって、当時僕は何気につけたテレビで、見入ってしまったのだと思う。たしかに今に至るまでを振り返っても、なかなか見られない演出法だ。それにしてもウディ・アレン監督の作品はどれも病んでいる登場人物ばかりだ。まくしたてるように語られるセリフとか聞いてると、一番精神病んでるの、監督自身なんじゃないかって思ってしまったりする。それでも作品自体は唯一無二のめずらしい作風のものが多いので、楽しめる監督だ。

 

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