【監督】 フィル・アルデン・ロビンソン
【出演】 ケヴィン・コスナー,エイミー・マディガン,ギャビー・ホフマン,レイ・リオッタ
【公開】 1989年 米 107分
【受賞】 第62回アカデミー賞4部門ノミネート
【ジャンル】 人間ドラマ
あらすじ
アイオワ州の田舎町に住むレイは、トウモロコシ畑で働いていた。若い頃に父親とケンカし、家を飛び出して、それ以来一度も父の顔を見る事も、口をきく事もなかった事を後悔していた。一家は裕福ではないが、平穏に暮らしていた。そんなある日の事、夕方彼がトウモロコシ畑を歩いている時に、ふと幻の声を聞く。「それを作れば、彼が来る」と。
なぜか、その言葉に惹かれて魅了されてしまった彼は、妻に思いを告げると「やってみたら」と賛成してくれる。そうして彼はトウモロコシ畑を潰して、野球場を作ってしまった。町の人たちの反応は冷たいひややかなものであったが、妻は温かく彼を見守っていてくれた。
ある日の晩、娘が球場で動く人影を見つける。それはかつて八百長試合のかどで球界を永久追放になったシューレス・ジョー・ジャクソンだった。
レビュー
熱心に球場作りを説く夫に妻は、「あなたが本当にやりたいのならやるべきよ」という。そして球場に集まってくる人たちは、みな夢半ばで夢を諦めなければならなかった人達。夢を持たない町の人はそれをバカにしてあざ笑っているだけだった。情熱を持って取り組めば、夢は叶うという、すごく当たり前だけど、みんなが忘れてしまっている事を、この作品は教えてくれている。「成せば成る、何事も」。でも行動しなければ何も始まらず、何も起こらない。行動を起こした人にだけ夢は近づいてくる。それを妻の言葉が後押ししている。なんとも温かく、励ましになる言葉なのだろうか。
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