『アポロ13』

【監督】 ロン・ハワード
【出演】 トム・ハンクス,ケヴィン・ベーコン,ビル・パクストン,ゲイリー・シニーズ,エド・ハリス,キャスリーン・クインラン
【公開】 1995年 米 140分
【受賞】 第68回アカデミー賞 編集賞・音響賞
【ジャンル】 SF

予告編

あらすじ

1970年4月11日、アポロ13号は現地時間13時13分に打ち上げられた。国民からの関心はアームストロングの月面着陸により薄れつつあり、テレビ中継を放映する局はなかった。しかしその事実は、飛行士をがっかりさせないために、伏せられていた。

当初の飛行は順調だったが、月に到着する直前に酸素タンクが突然爆発。酸素タンクから急激に酸素が漏れ出してしまう。酸素は電力の生成にも使用するため、事態は深刻を極めた。二酸化炭素濃度は上昇し、電力も不足し出す。地上の管制センターでは、直ちに専門化が召集され対策が練られた。そして船の中にあるものだけで、あらたな装置が作られ、バックアップメンバーによってテストが繰り返された。電力問題はなんとか解決したが、今度は13号がコースを外れていることが判明する。そのため手動噴射による姿勢制御を決断し、目視による手動での微調整が行われた。

数々の問題をクリアしながら、何とか大気圏突入までこぎつける。しかし実は進入角度がわずかに浅い事が判明していた。これは乗員に伏せられた。

レビュー

アポロ13の話を詳しくしらなかったので、こんなにドラマチックな事があったとは、想像していなかった。地球への帰還は絶望的な状況に何度も立たされながらも、関係者全員がその難題に取り組んでいく姿は、ただただ人間って素晴らしいと思わせてくれた。共通の問題が発生した時、例えば「インデペンデンス・デイ」みたいに、宇宙人が侵略してきた場合など、地球の人々が1つになる時がある。問題を共有する事で人々は協力し合うわけだ。部活の厳しい監督に対して、部員同士は監督について文句を言うが、部員同士は助け合うようになる。共通の敵が存在すれば、仲間同士の小競り合いはなくなる。地球全体もそうした共通の問題意識を持つ事で、戦争のない平和な世界が作れるのかもしれない。

 

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