『耳をすませば』

【監督】 近藤喜文
【出演】 本名陽子,高橋一生,立花隆,室井滋
【公開】 1995年 日 111分
【ジャンル】 アニメ

予告編

あらすじ

読書好きの中学3年の月島雫は夏休みのある晩、自分が借りた本の貸出カードに「天沢聖司」という名前が載っているのに気づく。そして彼は雫が借りた本を全てで、雫よりも先に借りていた事を知る。「どんな人だろう」、「素敵な人かしら」と、まだ見たこともない天沢聖司が気になっていく。一方、雫の周りでは好きだ嫌いだと恋愛話があったりと、青春を謳歌している同級生がいる中で、雫自身はなんとなくぼんやりとした日々を過ごしていた。
そんなある日、変な猫を見つけ追いかけていくと、小さなアンティークショップ「地球屋」へとたどり着く。雫は店で老人と出会い、実はその老人が聖司の祖父であった事が判明する。しかも、聖司は地下の工房でヴァイオリンを作っており、ヴァイオリン職人になるためにイタリアへ留学したいという夢を持っている事を知る。しっかりと自分の夢に向かっている聖司に比べて、何をするべきかが分からなかった雫は、自分もやるべき事をやらなければと決心をする。

レビュー

子供から大人になっていく時期って、本当に難しい時期だと思う。いわゆる反抗期って何をしたらいいのかわからなかったり、将来に対しての不安だったり、揺れる心が大きい時にやってくるものなんだと、今となって振り返ればよくわかる。パワーがあって、でもそのパワーをうまくコントロールできなくて。だからそんな時に道を示してくれる人がそばにいるって、素敵な事だと思う。先人の偉大さって、そうした時に初めて実感する。先人とは何も年配者ばかりでなく、同世代にもいたりする、この作品のように。

 

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