アメリカの大学と短大の違い

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アメリカに留学してみて、短大から大学へ編入する学生の多さにビックリという話です。日本と比べてアメリカの教育システムは、すごく効率的で進んでいるなあと思わせたのが、この短大の存在でした。アメリカで短大は「コミュニティカレッジ」と呼ばれていて、すごく機能しています。

大学・短大と単位

短大の有効利用

まず日本と大きく違うのは、「短大」の数の多さです。需要がすごくあるんです。なぜかというと短大は授業料が安いから。どうやって利用するかというと、多くの人は短大で基本科目を履修して、大学で専門科目を履修するのです。大学にストレートに進学しても、基本科目というのは履修しなければいけませんので、その部分を短大で安く上げてしまおうという訳です。もしくは先攻がまだ決まっていない学生が、とりあえず短大で一般科目を履修しながら、進路を考える時間としても有効に働いていると思います。大学と短大の違いは大きく分けると下記のようになります。

アメリカの短大と大学
短大(コミュニティーカレッジ) 大学(ユニバーシティ)
授業料
安い
高い
施設
充実している
授業内容
基本科目
専門科目
生徒数
5000人
1万人
ESL英語クラス
少な目
大体ある

アメリカの大学は本当に規模が大きいので、施設も充実していますし、素晴しい環境が整っています。それに比べてしまうと、短大はどうしても見劣りしてしまいますが、それでもかなり立派な施設が整っている短大はたくさんありました。正直日本の大学レベルで整っています。というよりアメリカの大学が凄すぎるといった感じです。

単位の移動

アメリカの大学では短大で取得した「単位」の多くを大学へ持ち越しできます。なので短大が成立しているわけですね。ただ注意したいのは州をまたいで編入する場合です。短大と大学で違う州の学校に通おうとした時に、大学によっては単位のいくつかは持ち越しできなかったりします。それで同じ科目を履修する羽目になる場合もあるので、編入前に大学に確認する必要があります(確認していても、編入後やっぱりダメなんてケースもあったりします)。

大学のすげーところ

とにかく広い

僕が行っていた大学はニューヨークの田舎というせいもあり、とにかく広い。大学の敷地内にある学生寮に住んでいましたが、そこから教室までは歩いて20分です。特に冬場だったの、雪の朝とか最悪です。ただでさえ寒い上に雪道です。

夜中まで開いてる図書館

通常は夜12時まで開いています。キャンパスには多くの学生寮があるので、遅くまで図書館で勉強している学生がたっぷりいます。で、この図書館は試験期間になると夜中3時まで開いてます。夜中3時ですよ。図書館自体は閉まっていて本の貸し出しは行われていませんが、勉強部屋が開いているのです。試験期間という事で毎日満席です。いや〜ホントよく勉強してます、アメリカの大学生は。

充実すぎのスポーツジム

巨大なスポーツジムはいつも太った外国人と、ボディビルでもやるのかっていう筋肉自慢の学生でいっぱいです。ここがすごいのは全部無料で使えるって事です。まあそれだけ大学に支払っているからなんだろうけど。プールも大きな50mの十数コースあるものだったり。とにかくすごい設備ですよ。

 

 

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