より大きな地図で around south america を表示
世界最大のマラカナンスタジアムでのサッカー観戦

とにかく世界最大のマラカナンスタジアム(正式名エスタジオ・ド・マラカナン)にはどうしても行きたかったし、試合を見たかった。なにしろその昔は20万人収容してたバカデカいスタジアムだ。今では座席数10万人に縮小されたらしいけど、明らかに席についていない立ち見客であふれてたから、10万人以上集客してたね。
実際はチケットを購入するのが大変だった。まず現地の日本人が経営している代理店に行き、お願いしたが手配できず、地元の代理店に行って手に入らず、チリでのツアーで知り合ったリオ在住のブラジル人に電話してお願いしてみた。色々聞いてくれたみたいなんだけど手に入らず。それもそのはず。この時行われた試合というのはリベルタドーレス杯の準決勝(南米一のクラブを決める大会)。地元チームはフルミネンセ。手に入らないわけだ。でも最終的に日本人の経営する旅行代理店の方が何人か経由して手に入れてくれた。しかも当日ギリギリで。
試合開始は夜の10時。開場した時はすでに日は落ちてて、ちょっと不安だった。やっぱり長旅をしてきても、知らない場所に夜に行くのは不安がある。スタジアムに入るともう試合が始まっているんじゃないかと思うような盛り上がり。試合開始前にはスタンド全体で白煙灯が炊かれてピッチがまったく見えない状態になった。でもキックオフに近づくにつれて収まり、ちゃんと時間通りにキックオフ。
試合中はスタジアム全体が揺れてる。地面が地震の時みたいに揺れてる感じ。サポーターの熱の入れ方が半端ない。ましてや他国チームとの試合だし、ナショナルチームの試合に近い間隔だよね、きっと。ましてや普段応援している地元チームだし、愛着が半端ないんだと思う。
ビックリしたのはフルミネンセにヴェルディ川崎に所属していたワシントンがいた事。エースとして出場してた。試合はそのワシントンのFKが決まって勝利。勝ったから良かったけど、もし負けてたら無事にホテルに帰れたかどうか。何しろワシントンが日本に所属していた事を、僕の周りのファンは知っていたし、僕が日本人だということも。これで負けたら僕は疫病神的な扱いされるんじゃないかと思って冷や冷やしてた。でも試合には勝ったので「良く来たなジャポネーゼ」的な扱いになった。
帰りは深夜2時過ぎなんだけど臨時列車が走ってて、車内は興奮したファンでこれまたすごいはしゃぎっぷりだった。試合も見れて地元チームが勝利して、無事にホテルにたどり着けて、とにかく最高の夜だった。
コルコバードのキリスト像

思ったよりも小さい印象だった。やっぱり普段テレビで見てる空からのキリスト像の方がきれいだね。でも山頂からの景色は素晴らしかった。ビーチが一望できて、しかもすぐ側にある空港の発着陸がみれて感動した。飛行機がきれいにカーブしていく様子がよくわかる。
コパカバーナビーチ

世界三大ビーチのひとつ。とにかくデカい広い!海に入るまで砂浜が長い。しかもここのビーチは一直線に続いているので、スゴくキレイに見える。時期的には秋から冬だったので、人はまばらな感じ。3日間とにかくビーチでビール飲んでひたすら日光浴してた。真っ黒に日焼けしたおばちゃんがビキニ姿でビールやつまみを何度も売りにきた。
素朴な疑問として、外国の熟女はなぜ体型が崩れていようが歳とっていようが、堂々とビキニを着れるのだろうか。普段着から薄着で、肌の露出に慣れているからかな。日本人なら歳とっているってだけでビキニとか着ないもんね。単に恥じらいがあるかどうかって事なのだろうか。
ビーチで火傷した。水につからずに一日中日焼けしていたせいで、夜、身体が熱くて寝れなくなった。水に浸したタオルを胸にあてて夜を過ごす羽目になった。.
ファベーラ
陽気で楽しいブラジルでも危険はある。特に「ファベーラ」と呼ばれる貧民街は、通りひとつ隔てただけで本当空気が違う場所。宿の情報ノートなどを参考にして、あまり立ち入らない方がいいです。
友人との再会
チリで参加したツアーの時に知り合ったブラジル人の友達と約束通り再開できた。彼は英語を勉強していたので、基本的には英語で会話したはずだ。僕はほとんど英語ができないレベルだけど、不思議とコミュニケーションがとれた。彼はラジオ局で働くエンジニアで、英語を勉強してアメリカに行ってさらに勉強したいらしい。彼は僕を地元の街に招待してくれて、友達を紹介してくれたり、地元を案内してくれた。家にも招待してくれて、家族も紹介してくれた。親父が本当いい感じの人で電気製品の修理店を営んでいるんだけど、自分が直したスピーカーを聞かせてくれて良い音出るだろーって自慢してた。最後はわざわざ僕が泊まっているホテルまで送ってくれて(電車で1時間もかかるのに)、自分のお気に入りのサッカーのユニフォームをプレゼントしてくれた。リオのカーニバルをいつか見に来ると約束して別れた。


































