南米一周バックパックの旅【9/22】ペルー・ナスカ


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アレキパからナスカへと、この旅のメインの1つ「ナスカの地上絵」。まず何がビックリしたかって、街の規模。世界的にこんなに有名な場所なのにも関わらず、街は驚く程小さいし、整備が全くといっていいくらい進んでいない。ホテルもお粗末なものばかり(格安に限るけど)。もっと整備して観光客にやさしい街づくりをすればいいのにと思ってしまった。

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地上で見るナスカ絵

地上絵は空から見るのと地上から見るのと、2つの方法があります。どちらもオススメ。地上で見るのは実際に書かれている線がどうなっているのか間近で見る事ができます。実際、線の部分を間近で見ることは一部の場所を除いてできません。線を守るために、立ち入り禁止になっています。僕が頼んだタクシードライバーさんは、立ち入りOKな場所に連れて行ってくれました。自分で探すのは結構しんどいと思うので、ガイドしてもらった方がいいと思います。ただかなりふっかけてくるので注意。

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マリア・ライヒェ博物館があります。マリア・ライヒェはドイツ人考古学者の女性で、ナスカの地上絵の発掘とその保護に努めた人です。その調査の拠点として使っていた部屋が公開されています。ホント質素そのもの。とにかくナスカの地上絵に生涯と情熱を捧げた人。

セスナから見る地上絵

空から見たナスカ絵は正直あまりはっきりとは見えませんでした。天候にもよるんだと思うけど、僕の飛んだ日は天気が良くて地面が反射してる感じで、たぶん少し曇っているくらいの方が、コントラストがはっきりして見やすいんだと思います。写真を撮るなら少し暗めに撮った方がいいかも。以下の写真は生写真です。

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セスナ体験

セスナの予約の仕方はいくつかあります。上から料金の高い順です。最もボッてくるのがタクシードライバー。時間がある人は相場を街中歩いたりして調べてみるといいかも。実際には空港で買うのが一番安いですが、空港までの移動手段(ほぼタクシーで行くしかないと思う)も考慮して。ホテルや旅行会社も相手を見て値段決めてたりするので要注意。

  • タクシードライバーに頼む。
  • ホテルで手配する。
  • 街中の旅行会社で予約する。
  • 直接空港(セスナ乗り場)で申し込む。

面白かったのが、セスナに乗る前にナスカの解説ビデオ見せてくれるんだけど、日本人だと言ったら見せられたのがTBSの「世界遺産」だった。

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小型のセスナに乗るのは初めてでしたが、これオモチャだね。操縦桿ひねれば簡単に曲がるから、パイロットにもよるんだろうけど、お客をたのしませようとぐいぐい曲がる。曲芸飛行とかいらないのに。案の定、気持ち悪くなる。「もう限界だ」と言うと、パイロットから何やら湿った大き目のティッシュを渡された。「それを嗅いでみろ」との事。素直に嗅いてみると、むせるようなオイルの匂いがした。けど次の瞬間吐き気が一瞬で収まった。魔法かけられたw ただのオイルじゃないみたいだけど、初めての体験でビックリでした。昔から車酔いとかする方なんだけど、こんな方法で吐き気が収まったのは初めて。

南米のバスについて

この街で知り合った日本人の子が、僕よりも一日早く帰るのでバス停に見送りに行った時の話。待てど待てどバスが来ない。まあ良くあることなので、2人ともあまり気にしてなかったんだけどあまりに遅いので、バスの事務所に聞きに行った。そこにいたのはバイトで働いている感じのおばちゃんだけ。おばちゃんは何もわかってない感じで、どうしようかねえみたいな感じ。

とにかく何時に来るのか確かめてほしいと伝えると、やっとどこかに電話してくれた。で、結論。乗るはずのバスはナスカに立ち寄らず、通過してしまったとの事。おそらくナスカから乗るのが一人しかいなかったので、その一人のためにそのバスはわざわざ立ち寄らんぜという事だったらしい。だったらチケット販売するなよ!と文句を言っても、おばちゃんにはどうしようもできないので、素直に諦めた。しかもその日の最終バスだったので、もうどうやっても諦めるしかなかった。だけど最終的には、違う会社のバスがたまたま遅れてやって来たので、それにうまく乗る事ができた。

と、まあかなりいい加減な運営なので、日本のようにきっちりしてない部分で臨機応変に旅を進めることも重要。っと学んだ一日でした。

 

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