出世できない人必見！行動できる人になるための５ステップ

著： レオ・バボータ

人の習慣：頭ではわかっているのに行動できない。

あなたは知っています。より健康な生活を送るには、もっと運動をして野菜をたくさん食べて脂っぽい物を減らして、甘い物や塩辛いものを控えなければいけないと。頭では理解しています。しかし実際はどうでしょうか？頭で分かっている事と実際の行動は、時として伴わないものです。

あなたは先延ばしにする事は良くないと知っています。テレビを消して、SNSに行くのをやめなくて、やろうとしている事・やらなければいけない事をやらなければと思っています。例えば英語を学ぼうとしている、ダイエットをしようと思っている、もしくは部屋を片付けたいと思っている、でも実際は行動が伴わず、そのままだったりします。

やるべき事は頭では理解しているのです。問題は行動に移していない事なのです。

ビジネスにおいてもそうです。認識と行動にはギャップがあります。やるべき事ができない、やりたい事ができない。アメリカでも各企業はこれを改善しようと、コンサルタントを雇ったりセミナーを開いたり、改善につとめています。しかし実際、何も変わりません。なぜ行動に移す事は難しいのでしょう？　答えは簡単でもあり、難しくもあります。

やるべき事はわかっているのに、実際に私達がしている行動は？

やるべき事は実にシンプルで、ハッキリしています。だから誰もがそれを知っているのです。

実際、私達は何をしなければいけないのかを、ハッキリと理解しているのです。しかし、私達はそれを実行していません。代わりに私達は以下の手順を追っています。

1. やりたい事についての様々な知識を仕入れています。「これさえやればあなたも痩せる！」的な本をたくさん読んでいるだけ。

2. その話題についての話を沢山しているだけ。「痩せたいようね～」「どうやってダイエットしてる？」という会話だけをしている。

3. 実際の行動は延期して、他の事をしています。

4. 時間が経ち、最終的にやろうと決心します、そしてまた知識を仕入れだすのです（１に戻る）。

知識を仕入れるのは行動ではありません！話すのは行動ではありません！実際に行動しないと行動とは言えないのです。ではなぜい行動に移せないのでしょうか。

行動できないのは、恐れているからです！

• なぜあなたは野菜の代わりに脂物を食べるのでしょう？あなたは変わる事を恐れているのです。あなたは食事がつまらない事になってしまうのではないかと、心配しています。または、あなたは友達と食事に行った時に、野菜ばかり食べている事で、馬鹿にされるのではないかと、恐れているのです。
• なぜあなたは恋人とこの問題について話さないのでしょうか（例えばダイエットする事について）？あなたは拒否される事や、馬鹿にされる事、プライドを傷つけられる事を恐れているのです。
• あなたは１人になるのを心配しています。あなたは行動して失敗した時に、家族や友達や恋人が、あなたを馬鹿にするのではないか、と恐れているのです。
• あなたは恐れている事から逃れるために、本当にやりたい事・やるべき事から逃げているのです。輝かしい行動を台無しにして。

私達は決してサボっている訳ではないのです。私達は傷つく事を恐れているだけなのです。だから、私達はその恐怖に打ち勝たなければならないのです。もしくは捨ててしまいましょう。

恐れずに行動するための５ステップ

私達はこれまでに、行動できない理由として、自分たちが抱えていた恐怖というものを認識しました。そしてその恐怖を捨てました。あとは行動するのみです。以下が行動手順です。

行動を開始して継続する事！

知識を仕入れて勉強した気になってはいけません。もちろん少しは必要です。でも少し読んだら即実行しましょう。また、話す事によって行動した気になってはいけません。私達はすでにたくさん話してきました。行動を始めましょう。もしあなたが話したいなら、行動しながら途中経過を話しましょう。やり始めたらきっと、始める前に想定していた事とのギャップを感じるでしょう。そしてそのギャップを埋める行動をする必要があります。行動しながら改善していかなければなりません。しかしそれよりも行動し続ける事が大切です。

心配事を書き出せ！

もしあなたが行動する事で、ひどい事があったら、その心配はあなたの行動を止めてしまいます。何があなたの心配事なのか書き出してみて下さい。書き出す事も行動です。そしてその心配事、恐怖を捨て去りましょう。

心配事は行動する事で捨て去る！

私達は行動する事で心配事を打ち負かします。それはたった２分間の行動で可能になります。もし英語の習得でうまくいかず心配しているとしたら・・・英会話を２分間聞いて、２分間英語の映画を観て、２分間英語のポッドキャストを聞いてみてはどうでしょうか。最初は小さなステップから行動する必要があります。それによって恐れはなくなります。失敗する事、うまくいかない事に最初から恐れてはいけません。

学ぶためにたくさんの失敗をしよう！

私達は失敗を恐れています。しかしこれは必要な事なのです。失敗は私達にそこから学ぶ事を教えてくれます。学ぶためのステップとして、失敗は必要なのです。もしあなたがすでに完璧に実行できているなら、あなたは何も学べません。あなたには失敗する必要があるのです。そして失敗から学び、新たな方法を試みる事が必要なのです。もしかすると、あなたはそれを学ぶまでに10回は失敗するかもしれません。しかし、あなたがそれを学ぶためのプロセスとして認識する事ができれば、10回の失敗も悪くはなくなるでしょう。失敗は成長の機会です。

もっと行動するために工夫しよう！

行動する→失敗する→学ぶ→工夫する→そしてまた行動する事の繰り返しです。一度失敗を経験したら、どう工夫すればいいか理解するでしょう。そしてどう行動すればいいかも。またうまくいかなかったら、工夫を繰り返せばいいのです。そうやって１つ１つクリアし、次のステップに進みましょう。失敗なしにうまくやるプランなんてありません、正確な地図がないように。あなたは行動し自分で工夫しなければなりません。これはとても大事なスキルになります。行動とはトライアンドエラーの繰り返しなのです。

私達は恐れを打ち負かしました。さあ、行動開始です！！

reference: The Do Plan, or Why We Know But Don’t Do