目次
副詞の基本
様態を表す副詞
- 副詞は目的語の後か、動詞の前に置く。
- 助動詞がある場合は助動詞の後に置く。
- 受動態の場合はbe動詞の後に置く。
I studied English happily.
I happily studied English.
私は楽しく英語を勉強した。
He took my advice seriously.
He seriously took my advice.
彼は本気で私のアドバイスを聞き入れてくれた。
You should carefully study grammar of English.
英語の文法を注意深く勉強すべきです。
The book was quietly read in this library.
その本はこの図書館で静かに読まれた。
場所・時を表す副詞
You can park your car here.
ここに車をとめていいですよ。
I want to go home.
家に帰りたい。
I want to go abroad.
海外へ行きたい。
go to home, go to abroad は間違い。home, abroadは副詞なので前置詞を前に置く事はできない。
時は文末に置く事が多い。文頭にも置く事ができる。
I studied English yesterday.
昨日私は英語を勉強した。
頻度・程度を表す副詞
この場合の副詞の位置は、以下の通り。
- 一般動詞の前
- be動詞の後
- 助動詞の後
I always study English.
私はいつも英語を勉強してます。
I am usually in my room at night.
私は普通、夜は自分の部屋にいます。
I will never forget what you said.
あなたが言った事は決して忘れません。
I hardly knew her.
私は彼女をほとんど知らなかった。
almost ほとんど
nearly ほぼ
barely かろうじて、なんとか
completely 完全に、すっかり
文を修飾する副詞
この場合の副詞の位置は、以下の通り。
- 主に文頭に置く。直後にコンマに入れる。
- 一般動詞の前
- be動詞の後
- 助動詞の後
- 文末に置く。その場合はコンマを入れる。
Clearly 明らかに
obviously 明らかに
probably おそらく
possibly もしかしたら
happily 幸いにも
fortunately 幸運にも
unfortunately 不幸にも
naturally 当然
luckily 幸運にも
Fortunately, I had a chance to study English.
幸運にも私は英語を勉強するチャンスを得た。
句を修飾する副詞
His house is just behind my house.
彼の家は私の家のちょうど裏にある。
節を修飾する副詞
I want to study abroad only because I study English.
私は英語を勉強したい理由だけで、留学したいと思っている。
名詞や代名詞を修飾する副詞
時や場所を表す副詞が、名詞を後ろから修飾する。
quite, even, only が名詞や代名詞の前に置かれる。
In Japan, most teenagers nowadays don’t study English.
日本では、最近のほとんどの10代の人達は、英語の勉強をしない。
She is quite a stranger to me.
彼女は私が全く知らない人だ。
Everyone was late. Only I came to class on time.
誰もが遅れてきた。私だけが時間通りに教室に来た。
様々な副詞表現
類似した副詞
late (遅く) lately (最近)
I came home very late.
私は家に帰るのがとても遅くなった。
I have studied English lately.
私は最近私は勉強をしています。
hard (熱心に) hardly (ほとんど~ない)
He studies English hard.
彼は英語を熱心に勉強しています。
He hardly studies English.
彼は英語をほとんど勉強しません。
This quiz is so hard.
このクイズは相当難しい。
* 形容詞のhardは、「難しい」
most (もっとも) mostly (たいていは)
This picture interested me most.
この絵に最も興味を引かれた。
I mostly study English at night.
私はたいてい夜、英語の勉強をします。
near (近くに) nearly (ほぼ)
She came near to me.
彼女は私の近くに来た。
My work is nearly finished.
仕事はほぼ終わりました。
副詞と形容詞
副詞の中で、形容詞に「-ly」をつけたものが多く存在するが、例外もある。以下は、そのイレギューラなリスト。
| 形容詞 | 副詞 |
| happy probable true full |
happily probably truly fully |
また、lyがついている形容詞もあるので注意。
friendly 友好的な
lonely 孤独な
lovely 素敵な
so の使い方
- so 動詞(助動詞)+主義「(主語)もまたそうだ」
- so 主語+動詞(助動詞)「本当にそうだね」
I often study English, so does my brother.
私はしばしば英語を勉強するが、私の弟もまたそうだ。
Everyone said he is honest, so he is.
誰もが彼は正直だと言うが、まさにそうだね。
接続詞としての副詞
以下の副詞は、文をつなぐ役目を果たします。
otherwise (さもなければ、もしそうでなければ)
furthermore, moreover (さらに、しかも)
besides (そのうえ)
therefore, thus (したがって)
hence (それゆえ)
nevertheless, nonetheless (それにもかかわらず)
You should study English, otherwise you cannot succeed in business.
英語の勉強をしなさい、さもなければビジネスで成功できないよ。
Furthermore, you cannot be married.
しかも結婚もできないよ。
It’s too late to go out; besides it’s rain.
でかけるには遅すぎるし、そのうえ雨だよ。
I want to study English. Therefore, I’ll study abroad.
私は英語を勉強したい。したがって留学するつもりです。
Hence, I have to stay here.
それゆえに、ここにとどまらざるを得ない。
I studied English hard, nevertheless I failed at the exam.
熱心に英語の勉強をしたけど、それにもかかわらずテストに失敗した。


