不定代名詞【英語文法20/24】

目次

  1. one
  2. another / other / others
  3. both either neither
  4. all none each every

one

「it, that」 などの特定の物をさして使う代名詞とは違って、具体的に指し示すのではなく、不特定の人やもの、数量を指して使う代名詞を不定代名詞という。

下記の場合、one はa cigarette lighter の代わりに用いられている。この会話では、ライターが特定されていないので、oneを用いる。

I’d like to borrow a cigarette lighter if you have one.
もし持ってたら、ライターを借りたいのですが。

対象が複数ある場合はsomeを使う

You have a lot of cigarettes; please give me some.
あなたはたくさんタバコを持っていますね、すこしくれない?

「a + 形容詞 + one」、形容詞がoneに付く場合は、「a」を先頭につける。また対象が複数形の場合は「some + 形容詞 + ones」

I lost a bicycle last night; I have to buy a new one.
昨晩、自転車を無くなってしまった、新しいのを買わなければ。

These shoes have worn out. I have to buy some new ones.
この靴はすり切れてしまった。新しいのを買わなければ。

oneに修飾する句が付いた場合は「the one/the ones」にする。

This bicycle is similar the one (that) I have.
この自転車は私が持っている自転車に似ている。

対象が複数である場合はoneは用いれず、その語を繰り返す。

I like red wine better than white (wine).
私は白ワインより赤ワインが好きだ。

another / other / others

another / other

another は何かについて述べた後で、「もう1つ」という場合に使用する。この場合も「不特定なもう1つ」を指している。

She poured a glass of wine for me and another for herself.
彼女は私にワインを注ぎ、彼女自身にも1杯注いだ。

the other

「残りの1つ」について用いる。この場合も「不特定な物の中で残り1つ」を指している。残りが複数ある場合は「the others」にする。

One of my brother is a college student, and the other is a high school student.
私の兄の1人は大学生で、もう1人は高校生です。

One of my brother is a college student, and the others is a high school student.
私の兄の1人は大学生で、残りは高校生です。

「the other」は形容詞的な働きをして名詞の前における。また副詞として、文章をつばぐ役割もある。

Give me the other hand.
もう一方の手を出しなさい。

On the other hand,・・・・
一方で(他方では / 反対に)・・・・

others

「他のいくつか」という「他の不特定のいくつか」を、漠然と指す場合に用いる。また、「others」を名詞の前で形容詞的に用いる場合は「other」にする。この場合は名詞は複数形である。なぜなら「不特定ないくつか」を指しているから。

Some like playing soccer, and others don’t.
サッカーをするのが好きな人もいれば、嫌いな人もいる。

He couldn’t find the book there, so he decided to check other stores.
彼はその本が見つからなかったので、他の店を見てみることにした。

both either neither

both

bothは2人もしくは2つの「両方とも」に当てはまる場合に用いる。また「両方の~」という形容詞として用いれる。複数表現である。

Both of my parents are the same birthday.
両親は2人共、同じ誕生日だ。

Both my sister play soccer.
私の姉は2人ともサッカーをしてます。

We both will go home.
私たち2人とも帰ろうと思います。

They are both from Japan.
彼らは2人とも日本出身です。

either

「either」は、「どちらか一方」を指して使います。eitherは、どちらか一方を指しているので、単数扱いです。否定文と共に用いると、「どちらも~ない」と完全否定になる。「either side」「either end」 は、「どちらの側にも、両方とも」という意味になる。

Either of my parents is at my home.
私の両親のどちらかは家にいます。

You can take either drink.
どっちの飲み物をとってもいいよ。

You cannot enter either of these rooms.
どちらの部屋にも入れません。

There are many cherry trees on either side of the river.
川の両岸に多くの桜の木があります。

neither

「どちらも・・・ない」という意味で用いる。

Neither of them brought the homework.
彼らは2人とも宿題を持ってこなかった。

“Which one do you want?” “Neither.”
どっちがほしいですか? どっちもいりません。

all none each every

all

All of the members were teenagers.
このメンバー全員が十代です。

All of my money was robbed.
全てのお金を盗まれた。

上の文の「all」は複数扱いです。「member」が数えられる名詞だからです。2つ目の文の「all」は単数扱いです。「money」が数えられない名詞だからです。

All students have to take a exam.
生徒全員が試験を受けなければならない。

この「all」は形容詞で「すべての~」を意味します。the や所有格の前にallを置いて使用できる。なので一番上の例文は以下のようにも表せて同じ意味。

All of the members were teenagers.
All the members were teenager.

主語+all

be動詞がある場合は、be動詞の後にallを置く。

We all love her.
私たちみんな、彼女が好きです。

They were all shocked at the sight.
彼らはみな、その光景にショックを受けた。

none

  • 3つ以上のモノや人について、「どれも(誰も)~ない」の意味
  • 「of」の後が数えられるかどうかで、単数・複数扱いがきまる。
  • noneは必ず代名詞扱い。形容詞としての働きはない。
  • 「どの~も・・・ない」の場合は「no」を使う。

None of us agrees with his opinion.
私達の誰も彼の意見に賛成しなかった。

None of the information is useful.
その情報はどれも役立たなかった。

No students in the class could pass the exam.
どの生徒も試験にパスできなかった。

each / every ⇒ 単数扱い

  • 「each」は複数(2つ以上)の1つ1つを指して「それぞれ」を意味する。
  • 「every」は複数(3つ以上)の1つ1つを指して「どの~も」を意味する。
  • どちらも単数扱い。

Each of these bicycle was made from in the U.S.
それらのバイクはどれもアメリカ製だ。

Each team has a good player.
それぞれのチームに素晴らしい選手がいる。

Every book in the store was on sale for 100 yen.
この店のどの本も100円で売られていた。

主語+each ⇒ 複数扱い

  • 「主語+each」は、「主語はそれぞれ・・・」という意味で、複数形扱いになる。
  • 一般動詞の前、助動詞・be動詞の後ろに置く。

We each have our own car.
私達はそれぞれ自分の車を持っている。

We were each studying English for the coming exam.
私達はそれぞれ試験のために英語の勉強をしていた。

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