『バスケットボール・ダイアリーズ』

【監督】 スコット・カルヴァート
【出演】 レオナルド・ディカプリオ,ジュリエット・ルイス
【公開】 1995年 米 102分
【ジャンル】 青春映画

予告編

あらすじ

ミッションスクールの不良生徒であるジムは仲間達と共に悪事を働く問題児であった。しかしバスケットボールへの情熱は人一倍あった。 だが、信頼していたボビーが亡くなり、すっかりやる気をなくした彼は、薬物へと依存していく。 そして案の定、退学となる。家にも寄り付かず、犯罪に身を染めていく。窃盗や強盗を繰り返し、得た金で薬物を手にするという生活をしていた。そして自らの体を売ってまで薬物を続ける状態になってしまう。金欲しさに母にすがるも、母にまで追い返えされる始末。彼の生活はどん底にあった。。。

レビュー

犯罪者は環境が育てるというが、その典型的な例がこの作品で描かれている。失望や辱め貧しさだったりその理由は様々であるが、いずれも生活環境が大きく影響する。死刑反対論者の中にも、犯罪者の多くがこうした幼い頃の生活環境が劣悪であることが原因であり、本人にすべての責任転嫁するべきではないとする意見があるほどだ。確かにそれはその通りだと思う。しかしこの物語のように、そこから立ち直るケースもある。それはやはり周りの支えであり、教育の役割だ。

この作品でもレオナルド・デカプリオは素晴らしい演技をしている。大人びた表情や、子供のように泣くシーンなど、いくつもの表情を見せている。「ギルバート・グレイプ」の後で主演したこの作品で評価は確実なものとなり、続いて「ロミオ+ジュリエット」、そしていよいよ「タイタニック」に至っている。

 

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