『インデペンデンス・デイ』

【監督】 ローランド・エメリッヒ
【出演】 ジェフ・ゴールドブラム,ビル・プルマン,ウィル・スミス,ランディ・クエイド
【公開】 1996年 米 145分
【受賞】 アカデミー賞 視覚効果賞
【ジャンル】 SF

予告編

あらすじ

7月2日、突如巨大なUFOが地球に接近してきた。その巨大なマザーシップから送り込まれた数々のUFOが地球の大都市に向けて放たれた。地球の各所で目撃されたそれらUFOは町全体を飲み込んでしまう程の巨大さであった。恐れをなす民衆は大混乱に陥り、都市部では交通網が麻痺する大混乱となっていた。

その頃、異常な電波信号をキャッチしていた天才的なコンピューター技師であるデイヴィッドは、それがマザーシップから送られているカウントダウンである事に気付いた。すぐさま大統領補佐官である元妻に連絡するも、まったく聞き耳を持ってくれない。仕方なくデイヴィッドは老いた父と共にホワイトハウスに乗り込み、危機を知らせる。

一方、空軍パイロットのヒラーは恋人のダンサージャスミンとのんびりとした朝を迎えていたが、隣人の慌てた様子を見て、UFOの存在にやっと気が付く。彼は軍からの召集がないものの、状況から見てすぐにでも召集がかかる事を察知し、基地へと向かう。

いよいよカウントがゼロになった瞬間、一筋の閃光と共に街は大爆発を起こした。攻撃が開始されたのである。アメリカ大統領ほか、デイヴィッド達は辛くも逃げ切ったが、街は一瞬で吹き飛んでいた。

その頃、ヒラーは戦闘を開始する。UFOから小型戦闘機が無数に放たれ、空軍パイロット達は応戦するも、ことごとく撃墜されていた。ヒラーも自機を失いながらも、一機の戦闘機を墜落させる事に成功する。その機体から、宇宙人を引っ張り出し、軍へと持ち帰る。

エリア51に終結した面々に対し、捉えた宇宙人は研究者の声帯を使い、大統領に宣戦布告する。大統領はこの時やっと悟る、交渉の余地は全くない事を。そして人類対宇宙人の全面戦争が始める。

レビュー

大好きなシーンは、最後の出撃を前にして大統領が、「今日が我々の本当の独立記念日だ」と叫ぶところ(見方によってはこの映画はアメリカによる世界へのプロパガンダと見られるが、そんなのは今に始まった事ではないし、分かりきっている事なので、置いておくとして)。
なんか世界がひとつにまとまっていく感じが単純に好きだ。共通の敵に立ち向かっていく事で、世界がひとつに協力しあう、きっと共通の敵というのがキーで、共通の問題に直面した時に、人類は初めてひとつになれるんだろうなあと思った。

それとこの映画が好きなのは、「エリア51」が描かれている点だ。UFOマニアなんかの間ではもうここは聖地の一つでもある場所だ。アメリカ軍の秘密基地があり、ここでUFO研究がされているのではないかと、昔から言われている場所だ。僕はアメリカ一周の旅の時に立ち寄った。立ち寄ったといっても、エリア51に一番近い村に行っただけだけど。村というか10軒ほどが集まっているだけの集落。とは言え、その村もUFOマニアにとっては特別な場所なので、とても貴重な体験だった。

 

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