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チリ・サンティアゴから飛行機でブエノスアイレスへ。アルゼンチンは近年、経済危機から脱出した事もあってか穏やかで、キレイな国だった。特にブエノスアイレスは整備された都市でした。
世界最大の18車線の道路「7月9日大通り」
道幅がなんと140m以上ある世界最大の道路です。ちんたら歩いていたら渡りきれません。この名前は独立記念日から名づけられたそうですが、この道を作るのに一斉に建物取り壊してこの幅を確保したそうです。青になると一斉に走り出す車とバイクはすげー迫力でした。両脇には広い歩道もあって露天が沢山あります。
マテ茶とボンビージャ
日本ではあまり知られていないお茶「マテ茶」。ビタミン・ミネラルが豊富で、野菜ジュースの意味合いで飲まれています。アルゼンチン牛が有名な事からもわかる通り、たくさん牛肉を食べるので分解酵素として、マテ茶を飲んでいるそうです。
「ボンビージャ」というのは、マテ茶専用のコップの事です。主に使われているのは金属のもので、他にもひょうたんなんかでも作っているそうです。この金属でできたボンビージャは外側にサインを入れてくれて、お土産には最適です。ちなみに地元の人はボンビージャ持ち歩いてます。水筒代わりみたい。
バスターミナル
ブエノスアイレスのバスターミナルは怪物です。100以上の発着ナンバーがあって、それが一列に並んでいます。果てしなく続いていて、奥の方は見えません。ナンバーは目的地別になっていて、もちろん国境を越える隣国への発着も行っています。
ボカ・ジュニアーズ
サッカー好きなら必ず行きたいのが、ボカ・ジュニアーズのホーム。マラドーナの所属していたチームです。ちょっと辺鄙なところにあって、周りはあまり治安がいいとは言えません。黄色と青のツートンカラーのスタジアムに、歴史博物館なんかも見れます。もちろんマラドーナコーナーもありますが、歴代選手の写真の中には、高原選手の写真もありました。
タイミング良く、ボカのホームで1試合観戦することができました。この時日本でも名の知れている、元パラグアイ代表GKチラベルトが観戦に来てました。試合中はサポーター同士が汚い言葉で野次り合ってて、子供や女の子も一緒になって野次ってた。試合はホームのボカが負けた事もあって、サポーターはかなり荒れてました。危険を察知した警察官が護衛しつつアウェのサポーターを退場させるっていう一幕も見れました。やっぱり本場やね!
エンパナーダ
南米の有名なメニュー(おやつ的な)のひとつがこれ。中身は色々ありますが、一番おいしかったのは餃子みたいな中身のやつ。そのほかマグロのエンパナーダやシュークリームみたいな甘いエンパナーダなんかもあります。安いしあまりでかくないので食べやすい。もともとはスペインから来た料理らしいですが、スペインではナイフで切り分ける大きめのサイズみたい。南米では一口サイズが主流。
英雄たち
外国に行くとお墓も観光地のひとつになっているのが面白い。ブエノスアイレスでは映画「エビータ」の主人公である元大統領夫人エバ・ペロンの墓が有名で結構な数の観光客がこの墓地を訪れていました。エビータは彼女の愛称。
彼女は広がり続けた貧富の差を問題視し、低所得者層から圧倒的に人気があった人物。33歳という若さで亡くなっていますが、今尚アルゼンチン国内では人気があるみたいです。
もうひとつのおじさんの銅像はその昔、水難事故にあった時に自分の命と引き換えに他人を助けた人の銅像。
それとチェ・ゲバラ。彼もアルゼンチン出身。彼の足跡は色々な国で知ることができます。ボリビアでも彼の泊まっていたホテル「コパカバーナ」は有名で、いつも込み合っています。
映画を観る
ブエノスアイレスの映画館で「インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国」を観ました。もうね、これ日本でいう昭和の映画館の雰囲気でした。始まるや終わりには拍手や雄叫びがあがり、途中フィルムが絡まって(今でもあるんだなあ)30分くらいの中断を余儀なくされた時はポップコーンと罵声が飛び交う。なんか昔の映画館ってこんな感じだったんだろうなあって感じで、映画よりも映画館の雰囲気が楽しかったです。
ちなみにスペイン語吹き替えだったのでほとんど会話は理解できず…




























































