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11日目：モニュメントバレー
西部アメリカを象徴するモニュメントバレー。本当に壮大な景色を目の前にすると、もう言葉がありません。ただその大きさに圧倒されるだけ。
モニュメントバレーは大変有名で、観光客も結構いたのですが、そこから更に１時間弱走ると「Gooseneck State Park（グースネック州立公園）」という場所があります。僕個人はこっちの方が感動しました。グランドキャニオンよりもグラデーションがきれいで、しかも夕暮れだったので色がすごくキレイに出てました（僕の写真はあまりいい色が出ていませんが）。それとここはほとんど観光客いません。僕は１時間くらいボーとしてましたが、その間に訪れたのは老夫婦１組だけ。しかも周りに何もないので、無音の世界が広がってます。たまに風の音がするくらいで、それ以外は何も音を発するものがなく、キーーーンとした世界（わかるかなこれ）。何も音がないとなんか耳の奥でキーーーンって鳴っているというか。。。とにかく瞑想するのに最適な場所ｗ >> Gooseneck State Park（グースネック州立公園）HP
12日目：グランドキャニオン～ラスベガス
初日の出はグランドキャニオンと決めていたので、数日前から行程を調整してました。たしかにキレイだったけど、昨日見たGooseneck State Parkの方が感動がすごくて、正直あまり感慨がなかった。それと結構同じ事考えている旅行者がいてうるさくて神秘的な感じがあまりしなかったw でも壮大さはやっぱり抜群にすごい！
日の出の場所は念入りに！
注意したいのが、日が昇ってくる場所。僕が見たビュースポットからは、ダイレクトに朝日が昇ってくる部分が見えなかった。だからいつ朝日が昇ったのか微妙にわかりにくかったのです。朝日がダイレクトに岩肌に当たるのが見えるビューポイントを調べておくと良いと思います。ビュースポットはたくさんあるので、できたら前日に下見に行くといいと思う。
ラスベガスのホテルは税金高いよ！
ラスベガスでのホテルはネットで事前に予約をした。正月だしラスベガスだしと思って。そしたら驚きの＄２０で部屋が借予約できた。しかも写真の通り超いい部屋。ちゃんとしたホテルです。というより大型の本格的なホテルでした。たぶん直前の予約だったので激安だったのかも。ただし！サービス税（カジノ税）が＄３０くらいかかります。ラスベガスのホテルは皆カジノが併設されているので、それらの使用料とかも含めたサービス税みたいです。まーそれにしても安く泊まれたわけだけど。
13日目：エリア51
この旅のメインとも言える場所が、「エリア51」。言わずと知れたＵＦＯ製造場所とも、空軍の秘密基地とも言われている場所です。といってもエリア51は立ち入り禁止区域なので、向かうのはそのエリア51に最も近い村です。この村に行くだけのためにラスベガスから往復5，6時間をかけました。国道93号をひたすら進み、そして国道375号へ。ここが最もホットな通り国道375号、通称「宇宙人専用ハイウェウイ」です。
この国道はほっとんど車が走ってません。アメリカで一番使われていない国道らしいです。たしかにすれ違ったのは1，2台の車だけでした。なにしろこの先には村が1つあるだけの生活道路ですから。
で、ここでまず確認するべきはポストです（下の写真）。なんの目印もなく突然道端に現れる空き地にそれはあります。しかも落書きだらけなので、知らない人にとっては意味不明です。でもこれポストなんです。宇宙人に向けた手紙を投函する専用ポストです。ただ、誰が管理しているのか、回収しているのか、誰が設置したのかはなぞです。裏側は施錠されていました。
そこから更に進むと、例の看板がまた出てきます。その先に見えるのが目的の村です（写真左奥）。とりあえずどの看板も落書きやシールだらけ。
ここから先はもうUFOフリークにしか理解できない世界です。。。
この村は10軒くらいの集落なのですが、その中で食堂兼ホテルを運営しているおばちゃんがいます。その店が下の写真です。看板からしておかしな事になってますが、UFO専用の駐車スペースがあったり、UFOがクレーンに釣るされてたり。たぶんまともな観測塔があったのですが、それすら怪しく見えてしまいます。店内はいたって普通の食堂ですが、UFO関連のグッツはロズウェルに負けず劣らずたくさんあります。それとエリア51関連グッツはもちろん豊富にラインナップされてます。ここでしか買えないものもたくさんあると思う。
しかし本当に何もないところで、なんでここで生活しているのか意味不明でした。UFOビジネスやらなかったら何もわざわざこんな離れた場所で暮らす事もないだろうし。ちなみに客は僕を除いてゼロでした。なんか人間にも色々な生き方があるんだなあと改めて考えさせられました。
14日目：正月の大渋滞
とにかく正月という事もあってか、ラスベガスからロスアンゼルスまでの道が大渋滞。。一度、わき道のオフロードを使ってショートカットしようという輩に便乗してトライしてみましたが、トンでもないオフロードになり始めて、あえなく断念してＵターンしたりと、余計な時間も使いつつ、なんとかロスへ。
広いアメリカの街と街をつなぐ道路は基本的には国道しかないので、そうすると選択肢がなく、日本のように下道使うかというわけにはいかないのです。。
15日目：冬ってあるんだ、ロサンゼルス
ロスって冬なんてないのかと思ったけど、夜はそこそこ寒かった。。写真はロングビーチ。昼間は温かいけど海で泳ぐほどでもないので、人はまばら。ここまで15日間で約5000マイルドライブしてきて、さすがに疲れた。特に肩こりがすごい。子供の頃からなぜか左肩に肩こりを持っていたんだけど、それがもう最悪にひどいことになっていたので、ロスで少し休憩しようと考えてました、ビーチで寝そべって。ロスには結局３泊する事になるのですが、３日間共に昼間はビーチで寝て、マッサージ行って、夜はビール飲んでと、完全休養にあてました。
なにしろこれまで、ほとんど同じホテルに連泊することなく、ひたすら先を目指してきたので、ゆっくりした気分ではありませんでした。というのも前半はまったく自分のドライブするペースがわからなくて予定通りに走りこなせるか心配だったというのもあって、結構毎日頑張って走っていました。でも半月やってみて、自分のペース配分がわかってきたので、ロスでの休養を長めにとれました。
