
著: マーク・レッサー
以前、私は会社のグリーティングカードを作り、ほとんどを受け取ってもらえず、無駄にしてしまった事があった。勿体無い事をしてしまったという思いと同時に、もっと効率的な方法があったはずだと思った。しかももっと自然にもやさしい方法で。ここで私は初めてクリエイティブな考えに至った。
この経験から、クリエイティブに考える事は古い習慣にとらわれずに新しい発想を持って、より効率的に物事を行える事だと学んだ。そしてクリエイティブである事は、問題に直面した場合の問題解決にも役立った。それは会社にとっても戦略的にとても役立つ事だ。
クリエイティブとは、あなたが持っている能力ではなく、育てるものであり、開発するものだと思っている。最も大事なのはクリエイティブな発想を練習する事だ。これはビジネスの世界では有効であり幸福をもたらす。以下の6つのステップは仕事場だけでなく、私生活でも役に立つものだ。それは習慣を変えることをサポートしてくれる。
クリエイティブになるための、6つのステップ
クリエイティブの源泉がどこにあるのかを探そう。
誰でもみな、クリエイティブ(創造性)な面を持っています。まずは、あなたがどんな場面でクリエイティブを発揮しているかを確認してみて下さい。料理する時、絵を描く時、何かを修理する時、庭の手入れをする時、どんな時でもかまいません。そしてそのクリエイティブが、どんな事に対してどのように発揮されているかを確認してみて下さい。まずはあなた自身のクリエイティブを知る事から始めましょう。そしてクリエイティブがどういったものであるかを確認してみて下さい。
あなた自身の判断基準を持とう。
良い時は自分に自信を持って取り組めますが、批判されたりすると、人は行き詰ってしまうものです。自分の判断基準にもっと幅を持たせて、リラックスしましょう。そして自分のクリエイティブに自信を持とう。
細部に注意しよう。
クリエイティブになってくると、毎日の生活の中で細かい部分が気になってくるでしょう。そしたら今よりも、もっと細部に気を配ってみて下さい。あなたの世界はより活き活きとしたものになってきます。あなたは靴を履く時、どちらの足から履きますか?一日に何通のメールを受け取っていますか?ドアは何色ですか?細かい部分に目を向けてみよう。そして今まで見てきた当たり前の物にも、新たな感覚で望んでみよう。例えば、初めてイチゴを見たとしたら、あなたはどう思うだろう?赤い!?かわいい?きれい?ブツブツ?それら既成概念を取っ払って、新しい扉を開けてみよう。物の見方が変わってきますよ。
どんな事でも質問をしよう。
クリエイティブと聞くと、スマートでかっこいいものと感じませんか。そんなことはありません。クリエイティブである事は好奇心旺盛であることです。だからどんな間抜けな質問でもドンドンしていきましょう。間抜けに見えるくらいのリスクを取りましょう。あなたの感性とモチベーションに従って好奇心旺盛に。実際、間抜けな質問なんか存在しません。
注意深くあれ!
注意深さを持つ事は、今この瞬間ここで起こっている事に全力で取り組んでいる証拠です。もとろん過去を振り返り、未来に目を向ける事も大事な事です。しかし今起こっている事にフォーカスして見ることで、あなたのクリエイティブは訓練されます。今この瞬間に集中する事です。
矛盾を認識しよう。
人は基本的に矛盾だらけです。私は内向的な人間であり、一方では人の前で話す事が大好きです。私は優柔不断ですが、仕事の時の決断は早いです。私は自信家ですが、傷つきやすいです。あなたの矛盾はなんですか?それらを認識しましょう。クリエイティブな習慣は、まず自分自身の性質を理解しておく事から始まります。なにしろ物事は矛盾だらけなのですから。
reference: 6 Steps To Being More Creative


